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スキンバイブ treatment

スキンバイブとは?

スキンバイブは、米国アラガン社が製造する「肌質改善」を目的としたヒアルロン酸注入材です(販売名:スキンバイブ by ジュビダームビスタ®/旧名:ジュビダームビスタ®ボライトXC)。2020年12月に厚生労働省より承認を取得し、顔面および頸部における小じわなど表面のへこみ修正、皮膚の保水性・弾力性の改善を目的とした製剤として位置づけられています。

従来のヒアルロン酸注入が「鼻・顎・頬のボリュームアップ」を主目的としていたのに対し、スキンバイブは**真皮層に微小な滴状(マイクロドロップレット)でヒアルロン酸を注入**することで、肌そのもののうるおい・なめらかさ・ハリを底上げする"肌育(スキンブースター)"カテゴリの注入材です。安定化のための独自技術「VYCROSS®(バイクロス)」を採用し、麻酔成分リドカイン(0.3%)が含まれているため、注入時の痛みにも配慮されています。

健康なボランティアを対象とした臨床研究では、単回治療後**1ヶ月および3ヶ月時点で角質層の水分量が有意に増加**したことが報告されています(Safa et al., 2022)。また、組織学的には水分輸送に関わるアクアポリン3(AQP3)や、表皮ターンオーバーの指標であるKi67の発現増加、真皮乳頭層のI型コラーゲン密度の増加が示唆されています。 【ご留意事項】
※効果には個人差があり、1回で十分な変化を実感できない場合があります。
※本記事は医療情報の提供であり、診断・治療の代替ではありません。

こんな方におすすめ

- 乾燥やインナードライで、化粧水や保湿クリームだけでは物足りないと感じる方
- 目元・口元のちりめんじわや小じわをやわらげたい方
- 肌のハリ・ツヤ・なめらかさを取り戻したい方
- 化粧ノリの悪さや、くすみ感が気になる方
- 自然な仕上がりで肌質を整えたい方(顔の輪郭は変えたくない方)
- 首の横ジワをケアしたい方
- スキンブースター系の治療を、なるべく少ない回数で受けたい方

スキンバイブの3つの特徴

「肌質改善」のための製剤

ジュビダームビスタ®シリーズの中でもスキンバイブはもっとも柔らかい低粘度タイプに分類されます。鼻や顎などの形を整える従来のヒアルロン酸とは異なり、皮膚の保水性・弾力性・なめらかさといった"質感"を整えることを主目的に設計されています。

そのため、注入後も**顔の輪郭やボリュームの変化はほとんど生じず**、「治療を受けたとわかりにくい、自然な仕上がり」を希望される方に選ばれる傾向があります。

真皮へ"点在させる"独自の注入

スキンバイブは、細い針(一般的に32G前後)を用いて、ヒアルロン酸を**0.01〜0.05mL単位の微小な滴状(マイクロドロップレット)で真皮層に点在させる**注入手技が標準とされています(Humphrey et al., 2025)。

水光注射のように"面"で広く浸透させるのではなく、点在させたヒアルロン酸が周囲組織と相互作用し、徐々に均一なうるおい層を形成する設計です。注入深度と分布の精度が結果を左右するため、解剖学的理解のある医師による施術が前提となります。

長期持続が期待される肌育ヒアルロン酸

アラガン社の臨床試験では、**1回の治療で保水性の改善が最大約9ヶ月認められた**ことが報告されています。皮膚のなめらかさの改善は**約4ヶ月**、患者自身による満足度評価では**1ヶ月時点で90.8%が肌の状態の改善を実感**したと報告されています(アラガン・ジャパン プレスリリース 2022, Safa et al., 2022)。

ただし、これらは臨床試験での集団傾向であり、年齢・肌質・生活習慣などにより**個人差**があります。継続的な変化を希望される場合は、6〜9ヶ月ごとのメンテナンスが検討されることがあります。

従来のヒアルロン酸注入との違い

ヒアルロン酸注入と一口にいっても、目的や注入層によって製剤の性質は大きく異なります。スキンバイブと従来のヒアルロン酸注入の違いを表で整理しました。

スキンバイブは、見た目の"形"を変える施術ではなく、**肌の"質感そのもの"を整える**ことを目的とした注入材です。形を変えずに肌の調子を底上げしたい方や、ボリュームアップに抵抗のある方の入り口として選ばれています。

項目 スキンバイブ(肌育タイプ) 従来のヒアルロン酸注入(ボリュームタイプ)
主な目的 肌の保水性・なめらかさ・ハリの改善 鼻・顎・頬などのボリューム形成、輪郭形成
製剤の性質 柔らかい・低粘度 形を保持するための硬めの粘度設計
注入層 真皮層に微小滴状で点在 皮下〜骨膜上に塊として
仕上がりの印象 肌の質感が整う/輪郭の変化は最小限 形の変化が明確
持続の目安 保水性改善で最大約9ヶ月 製剤・部位により異なる

施術可能部位

スキンバイブは顔面および頸部への注入が承認されています。お悩みや肌状態に応じて、以下の部位への注入が検討されます。

- 頬(保水・ハリ・ちりめんじわケア)
- 目元(小じわ・乾燥感)
- 口元(口周りのちりめんじわ)
- 額(乾燥・小じわ)
- フェイスライン(質感・ハリ)
- 首の横ジワ

※具体的な注入部位・注入量は、診察時にお肌の状態をうかがった上でご提案いたします。

スキンバイブのメリット・デメリット

メリット

- 顔の輪郭やボリュームを変えずに、肌の質感を整えやすい
- 1回の施術で長期的(最大約9ヶ月の保水性改善)な持続が報告されている
- 局所麻酔成分(リドカイン)が含まれており、注入時の痛みに配慮されている
- 厚生労働省承認製剤で、国内で正規流通している
- 比較的ダウンタイムが短く、翌日からメイクが可能とされる

デメリット

- 効果の感じ方には個人差があります
- 単回で完了するものではなく、継続的な変化を目指す場合は数ヶ月〜半年ごとのメンテナンスが検討されることがあります
- 体質や肌状態によっては受けられない場合があります
- 注入後の赤み・腫れ・内出血が一時的に生じることがあります
- 自由診療のため、健康保険は適用されません

おすすめの組み合わせ施術

スキンバイブは単独でも肌の質感改善が期待される製剤ですが、お悩みやお肌の状態によっては他の施術と組み合わせることで、より総合的なケアが検討されることがあります。海外の専門家コンセンサスでも、エネルギーベース機器(HIFU・RF等)との併用に関する考察が報告されています(Humphrey et al., 2025)。

当院では、診察時のご相談に応じて以下の施術との組み合わせをご提案できる場合があります。
- HIFU:たるみ・ハリ感が気になる方への併用
- ポテンツァ(RF):毛穴・肌の引き締めをあわせてケアしたい方
- ダーマペン:ニキビ跡や肌のキメをあわせて整えたい方
- 水光注射:保水ケアをさらに重ねたい方
- レーザー治療:シミ・色ムラのケアと組み合わせたい方

※同日施術の可否・実施順序・間隔は、お肌の状態と機器の特性により異なります。診察時に医師がご提案いたします。

1 ご予約

当院は予約制です。まずはご予約のうえご来院ください。

予約はこちらから

2 診察・カウンセリング

医師がお肌の状態とお悩みをうかがい、適応の可否・推奨される注入部位・本数の目安をご提案いたします。リスク・注意事項についてご納得いただいた上で、お会計に進みます。

3 施術

クレンジング後、必要に応じて麻酔クリームを使用し、施術部位に細い針でスキンバイブを微小滴状に注入していきます。施術時間は注入部位や本数により異なりますが、目安は30分前後です。施術後はクーリングを行い、肌の状態を確認したうえでご帰宅いただきます。

主な副作用とリスク

スキンバイブはヒアルロン酸注入材であり、注入手技を伴う医療行為です。以下のような副作用・リスクが生じる可能性があるため、診察時に十分にご説明のうえ、ご納得いただいてから施術に進みます。

比較的よくみられる反応(一般に数日〜2週間程度で軽快とされる)

- 注入部位の赤み・腫れ・痛み
- 内出血、軽度のあざ
- 一時的な硬結(しこり感)
- かゆみ・違和感

まれだが重篤な合併症

- 感染・膿瘍形成
- アレルギー反応(重症の場合アナフィラキシー)
- 血管内誤注入による血流障害、皮膚壊死、塞栓
- ごく稀に、眼動脈関連の合併症として視機能への影響(失明を含む)が国内外で報告されています
- チンダル現象(浅すぎる層への注入で青みがかって見える現象)

これらの重篤事象は極めて稀ですが、注入治療に共通するリスクとして承認時の添付文書にも警告として記載されています。施術後に強い痛み・視覚異常・皮膚の白斑などが生じた場合は、ただちに当院までご連絡ください。

ご予約前に必ずご確認ください

治療を受けることができない方(禁忌・慎重投与)

- 妊娠中または妊娠の可能性がある方、授乳中の方
- ヒアルロン酸またはリドカイン(局所麻酔成分)にアレルギーのある方
- 施術部位に活動性の感染症・炎症・皮膚疾患がある方
- 自己免疫疾患、コントロール不良の基礎疾患をお持ちの方
- ケロイド体質の方
- 抗凝固薬・抗血小板薬を服用中の方(要相談)
- 他のヒアルロン酸注入から間もない方(要相談)
- その他、医師が施術に適さないと判断した方

術前の注意点

- 服用中のお薬・サプリメント、過去の美容医療歴・アレルギー歴は必ず診察時にお申し出ください。
- 重要なご予定(結婚式・撮影等)の直前は、内出血等のダウンタイムを考慮して避けることをご検討ください。

術後の注意点

- 当日は施術部位への強いマッサージ・圧迫をお控えください。
- 当日の入浴は短めのシャワーにとどめ、長湯・サウナ・激しい運動・飲酒は当日〜数日お控えください。
- メイクは原則翌日から可能ですが、赤みや腫れの状況により延長する場合があります。
- 紫外線対策と十分な保湿を行ってください。
- 施術後に強い痛み・視覚異常・皮膚の白斑・進行する腫れがあれば、ただちに当院までご連絡ください。

Q

Q1. スキンバイブはどれくらいで効果を実感できますか?

A. 個人差がありますが、臨床試験では1ヶ月時点で約90%の方が肌の状態の改善を実感されたと報告されています。皮膚のなめらかさの改善は約4ヶ月、保水性の改善は最大約9ヶ月持続することが示されています。注入直後はむくみ感や軽度の腫れがあるため、本来の変化は1〜2週間ほど経過した頃から徐々に感じやすくなります。

Q

Q2. ヒアルロン酸を入れたとわかってしまいませんか?

A. スキンバイブはジュビダームビスタ®シリーズの中でもっとも柔らかい低粘度製剤で、真皮層へ微小滴状に注入する手技を用いるため、顔の輪郭やボリュームの変化はほとんど生じにくい設計です。「肌の調子が整った」という質感の変化として現れることが多く、ボリュームアップ目的のヒアルロン酸注入とは仕上がりの印象が異なります。

Q

Q3. 痛みやダウンタイムはありますか?

A. 製剤に局所麻酔成分(リドカイン0.3%)が含まれており、必要に応じて麻酔クリームも併用するため、注入時の痛みは抑えられる傾向にあります。施術後は注入部位に赤み・腫れ・内出血が生じることがありますが、多くは数日〜2週間程度で軽快するとされています。

Q

Q4. メイク・洗顔・運動はいつから可能ですか?

A. 洗顔は当日から可能で、メイクは原則翌日から可能とされています。当日の長湯・サウナ・激しい運動・飲酒は、内出血や腫れを助長する可能性があるためお控えください。詳細は施術後にあらためてご案内いたします。

Q

Q5. 従来のヒアルロン酸注入と何が違いますか?

A. 従来のヒアルロン酸注入は「形を整える・ボリュームを足す」ことが主目的で、皮下〜骨膜上に塊として注入されます。一方、スキンバイブは「肌の保水性・なめらかさ・ハリの改善」を目的に、真皮層へ微小滴状に注入する設計です。輪郭は変えずに肌の質感を整えたい方に向いた製剤です。

Q

Q6. どのくらいの頻度で受けると良いですか?

A. 単回でも保水性改善が最大約9ヶ月持続した症例(Niforos et al. 2019)が報告されていますが、変化の維持を希望される場合は6〜9ヶ月ごとのメンテナンスが検討されることがあります。お悩みや肌状態により適した頻度は異なりますので、診察時にご提案いたします。

Q

Q7. 他の治療(HIFU・水光注射・レーザー)と組み合わせられますか?

A. お肌の状態とご希望によっては、HIFU・ポテンツァ・水光注射・レーザーなどとの組み合わせをご提案できる場合があります。同日施術の可否・実施順序・間隔は、機器の特性とお肌の状態により異なりますので、診察時にご相談ください。

参考文献

1. アラガン・ジャパン株式会社. 「ジュビダームビスタ ボライト XC」発売開始プレスリリース. 2022年1月. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000082125.html
2. Safa M, Natalizio A, Hee CK. A Prospective, Open-Label Study to Evaluate the Impact of VYC-12L Injection on Skin Quality Attributes in Healthy Volunteers. *Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology*. 2022;15:411-426. doi:10.2147/CCID.S352007. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8921677/
3. Humphrey S, et al. Integrating VYC-12L With Energy-Based Devices for Skin-Quality Improvement: Global Expert Considerations for Safe and Effective Outcomes. *Journal of Cosmetic Dermatology*. 2025. doi:10.1111/jocd.70352. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12287879/
4. Niforos F, Ogilvie P, Cavallini M, et al. VYC-12 Injectable Gel Is Safe and Effective for Improvement of Facial Skin Topography: A Prospective Study. J Drugs Dermatol. 2019;18(11):1184-1190. PMID: 31749628.
5. アラガン・ジャパン株式会社. ジュビダームビスタ®ボライト XC 添付文書(2022年9月版).

料金表

費用キャンペーン価格
リジュラン2cc49,500円32,000円
ジュベルック2cc49,500円22,000円
リズネ1㏄22,000円-
リジュランi1㏄25,000円19,800円
スネコス2cc55,000円22,000円
プルリアルデンシファイ2cc66,000円33,000円
プロファイロ2cc77,000円38,500円
ジャルプロクラシック3cc33,000円25,000円
ジャルプロスーパーハイドロ2.5cc59,800円29,900円
ジャルプロヤングアイ1cc44,000円34,800円
HILO WAVE2cc99,000円-
リジュランi+アラガン製ボトックス2cc60,000円-
スキンバイブ1cc66,000円-

※表示金額は全て税込みです

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