VIO脱毛で黒い毛は脱毛できたものの、白髪だけが残ってしまいお困りの方も多いのではないでしょうか。
白髪であっても脱毛できるのはニードル脱毛です。ニードル脱毛なら白髪も効果的に脱毛でき、VIOの見た目の美しさを叶えていけます。
本記事では、VIO脱毛で残ってしまった白髪をニードル脱毛で効果的に脱毛する方法を紹介します。ニードル脱毛の特徴や効果、料金についてもあわせて見ていきましょう。
目次
<VIO脱毛で白髪だけ残った理由>
医療レーザー脱毛では、毛根に含まれるメラニン色素に反応して熱を発生させ、毛根を破壊することで脱毛効果が得られます。
しかし、白髪の場合は、メラニン色素が失われているため、光やレーザーを照射しても毛根に熱反応が起こりません。その結果、白髪には脱毛効果が現れず、白髪だけが残ってしまいます。
<VIO脱毛で残った白髪に効果があるのはニードル脱毛>
ニードル脱毛は、毛穴に直接「絶縁針」という金属の針を挿入し、電流を流すことで毛根を破壊する脱毛方法です。ニードル脱毛は、毛を1本ずつ処理していきます。[1]
ニードル脱毛の大きな特徴は、メラニン色素の有無や毛の濃さ・太さに関係なく、あらゆるタイプの毛を破壊できる点です。具体的には「白髪」「産毛」「硬毛化した毛」なども脱毛可能です。
レーザー脱毛では脱毛できない白髪も、ニードル脱毛なら効果的にアプローチできます。
また、ニードル脱毛は、「針脱毛」や「電気脱毛」とも呼ばれています。
<VIOへのニードル脱毛のメリット>
ニードル脱毛の最大のメリットは、白髪も脱毛できる点です。レーザー脱毛では対応が難しい白髪にも、ニードル脱毛は効果を発揮します。
また、VIOの色素が濃い部位の脱毛には、ニードル脱毛が適しています。
仮にレーザー脱毛でメラニン色素が濃い箇所に照射すると、やけどの原因になりかねません。
一方、ニードル脱毛なら、VIOの色素が濃い部分も効果的に脱毛が可能です。ニードル脱毛は針を毛穴に刺して毛根を破壊するため、メラニン色素に関係なく脱毛できるからです。
VIOの白髪への脱毛をお考えの方には、ニードル脱毛が最適な選択肢となります。
<VIOへのニードル脱毛のデメリット>
ニードル脱毛のデメリットは、医療レーザー脱毛と比べて痛みが強いことです。ニードル脱毛では針を毛穴に直接刺して電気を流すため、毛穴に刺さる際に、チクッとした痛みを感じます。
VIOは皮膚が非常にデリケートで敏感なため、刺激に対して反応しやすい傾向にあります。そのため、ニードル脱毛の施術部位の中でも、VIOは特に痛みを感じやすいのです。
また、ニードル脱毛は毛を1本1本除去していくため、白髪の本数が多い場合には時間がかかるのも負担になるでしょう。
加えて、脱毛前の一定期間は自由にケアできないのも覚えておきましょう。ニードル脱毛を受ける際は、毛の長さが2〜3mm以上なければ、ニードル脱毛の施術は行えません。そのため、施術前の約1週間は、自己処理を控える必要があります。
<ニードル脱毛のデメリットを軽減させる方法>
ニードル脱毛のデメリットは適切な対策をすれば最小限に抑えることが可能です。
ここでは、以下の3つの方法について、具体的に紹介します。
-麻酔を使用する-
痛みに弱い方は、麻酔を使用すればニードル脱毛の痛みを軽減できます。
ニードル脱毛用の麻酔には以下のような種類があり、どの麻酔を使用するかはクリニックにより異なります。
・注射
・クリーム
・テープ
また、基本的に麻酔代は脱毛料金とは別に費用がかかるため、事前に料金を確認しておきましょう。
👆当院の麻酔の価格です。
麻酔を使用する際は、アレルギーの有無や持病などについて、あらかじめ医師に伝えておくと安心です。特に、麻酔薬にアレルギーをお持ちの方や、心臓疾患などの基礎疾患がある方は、必ず事前に医師に相談しましょう。
-痛みに弱いことを伝える-
痛みに弱いことを我慢せず、あらかじめスタッフに伝えておきましょう。
スタッフに痛みを伝えれば、冷却しながら施術を進めるなど、痛みを和らげるための対応をしてくれます。
また、痛みの感じ方は個人差が大きいため、自分に合ったペースで脱毛を進められるよう、スタッフと相談しながら施術を受けるのがおすすめです。
自分に合った方法で、無理なく脱毛を継続していきましょう
-脱毛前日のカフェインや飲酒は避ける-
カフェインには神経を刺激し、過敏な状態にする働きがあります。そのため、施術中の痛みをより強く感じる可能性があるのです。
そのため、脱毛前日はコーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンクなどは避けて、どうしても飲みたい場合は、カフェインを含まない「デカフェ」を選ぶことをおすすめします。
また、飲酒も脱毛前には控えましょう。
アルコールを摂取すると、肌が敏感になり、脱毛による肌へのダメージが大きくなる可能性があります。脱毛を受ける際は、体調を整えて施術を受けることが大切です。
<VIOのニードル脱毛の料金>
ニードル脱毛は毛を1本ずつ丁寧に処理する施術のため、ニードル脱毛の方が医療レーザー脱毛よりも高額です。
医療機関によって料金体系は異なりますが、ニードル脱毛は「脱毛する毛の本数」や「施術時間」で料金が設定されています。具体的には、「1本◯◯円」や「15分◯◯円」といった形式が一般的です。
そのため、医療レーザー脱毛のように、部位ごとに「1回いくら」という形で設定されていないことに注意しましょう。
ニードル脱毛の料金は、脱毛したい白髪の本数や脱毛にかかる時間により異なります。白髪の本数が多ければ多いほど、料金も高くなる傾向にあるのです。
ただし、料金システムは医療機関によって異なるため、具体的な金額は、ホームページをご確認してみてください。白髪の本数や求める仕上がりにより金額は異なるため、詳しく知りたい場合は医師によるカウンセリングを受けましょう。
👆当院の針脱毛の価格です。
Q:VIOの白髪を染めると脱毛できますか?
白髪を染めたとしても、医療レーザー脱毛の効果は得られません。
医療レーザー脱毛は毛穴の中にある毛のメラニン色素に反応して脱毛効果を発揮するからです。
白髪を染めると毛穴から出ている部分の毛には着色できますが、毛穴の中にある毛まで染めることはできません。医療レーザー脱毛で脱毛効果を得るためには、毛穴の中にある毛のメラニン色素に反応させる必要があります。
そのため、白髪を染めても、毛穴の中にある白髪部分にはレーザーが反応しないため、脱毛効果は期待できないのです。
Q:脱毛したら白髪になることはありますか?
脱毛によって白髪が増えることはありません。
脱毛は、毛根にダメージを与えて毛の再生を抑制します。脱毛自体が白髪を増やす原因にはならないのです。
ただし、脱毛をしたことで白髪が増えたように感じる可能性はあります。黒い毛が減ると、今まで目立たなかった白髪が目立つことがあるからです。そのため、実際には白髪の数は増えていないのに、白髪が増えたような錯覚を感じる可能性は考えられます。
Q:家庭用脱毛器はVIO脱毛で残った白髪に効果はありますか?
家庭用脱毛器は、白髪に対して脱毛効果がありません。
家庭用脱毛器は毛のメラニン色素に反応することで毛根にダメージを与え、毛の再生を抑制します。しかし、白髪はメラニン色素がないため、家庭用脱毛器のレーザーや光が反応することができません。
まとめ
VIO脱毛で残った白髪に対しては、ニードル脱毛(針脱毛・電気脱毛)が適しています。ニードル脱毛なら、毛のメラニン色素の有無に関わらず、毛根にダメージを与えることができるため、白髪にも効果的です。
M&B美容皮フ科クリニックでは、ニードル脱毛も対応可能です。痛みが気になる方には、局所麻酔のオプションもご用意しており、できる限り快適に脱毛を受けていただけるよう最大限の配慮を行っております。
ご予約は24時間LINEで承ります。脱毛についての気になる点のご相談も可能なので、いつでもご連絡いただけるよう、まずは気軽に友だち登録してみてくださいね。
参考文献
[1]いま日本で使われている脱毛機|日本医学脱毛学会
https://www.igaku-datumou-gakkai.com/-2-c1h8c