おでこのシワ治療|ヒアルロン酸注入の効果とデメリット、ボトックスとの違いを解説|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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美容トピックス TOPICS

おでこのシワ治療|ヒアルロン酸注入の効果とデメリット、ボトックスとの違いを解説

鏡を見るたびに気になるおでこのシワは、多くの方が抱える共通の美容の悩みです。最近では美容医療の進歩により、ヒアルロン酸注入やボトックス注射といった治療法でシワを改善できるようになりました。しかし、どの治療法が自分に適しているのか、それぞれの効果や副作用はどうなのか、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、おでこのシワ治療におけるヒアルロン酸注入の効果とデメリットを詳しく解説し、ボトックス注射との違いについても分かりやすく説明します。治療を検討している方が安心して選択できるよう、専門的な内容を分かりやすく解説します。






おでこのシワができる原因と種類

おでこのシワは、年齢を重ねるごとに多くの人が気づく代表的なエイジングサインのひとつです。原因やタイプを正しく理解しておくことで、自分に合った治療法を選びやすくなります。まずは、どのような仕組みでおでこのシワができるのか、そしてどんな種類があるのかを見ていきましょう。

おでこのシワができる主な原因

おでこのシワは、主に「表情筋の動き」と「皮膚の老化」の2つの要因によって形成されます。眉を上げたり、驚いたりといった表情のクセが繰り返されることで、皮膚に折り目がつき、それが徐々に定着してシワとなります。これがいわゆる「表情ジワ」です。

また、加齢とともに肌内部のコラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚の弾力やハリが失われることで、たるみが生じ、深いシワとして刻まれていきます。さらに、紫外線や乾燥、生活習慣の乱れも肌の老化を加速させる原因となります。

シワの種類と特徴

おでこのシワは、その深さや原因によって「浅いシワ」と「深いシワ」の2種類に分類されます。浅いシワは、表情を作ったときにだけ現れる一時的なシワで、比較的治療がしやすいのが特徴です。早期にケアを行うことで改善が期待できます。

一方、深いシワは表情を戻しても残るタイプで、皮膚の構造自体が変化している状態です。この段階になると、スキンケアだけでの改善は難しく、ヒアルロン酸注入などの美容医療によるアプローチが効果的です。

自分のシワが浅いのか深いのかを見極めることで、最適な治療法を選ぶことができます。表情ジワにはボトックス注射、深く刻まれたシワにはヒアルロン酸注入など、目的に合わせた施術が有効です。






ヒアルロン酸注入によるおでこのシワ改善

ヒアルロン酸注入は、深く刻まれたおでこのシワを物理的に持ち上げて改善する治療法です。

ヒアルロン酸は元々人間の体内に存在する物質で、1グラムで6リットルもの水分を保持できる優れた保湿力を持っています。注入されたヒアルロン酸は、皮膚の内側からボリュームを与えることで、凹んだシワを持ち上げて目立たなくする効果があります。特に深いシワや静止時でも目立つシワには高い効果を発揮するでしょう。

治療効果は注入直後から実感できるのが大きな特徴です。施術時間も15分から30分程度と短く、日常生活への影響も最小限に抑えられます。また、ジュビダームビスタなどの高品質なヒアルロン酸製剤を使用することで、より自然な仕上がりが期待できます。

ヒアルロン酸注入の最大のメリットは即効性と自然な仕上がりにあり、治療当日から効果を実感できることです。おでこの丸みも自然に改善され、若々しい印象を取り戻すことができます。







ヒアルロン酸注入のデメリット

優れた効果が期待できるヒアルロン酸注入ですが、知っておくべきデメリットや注意点もあります。

最も重要なデメリットは持続期間の短さです。注入されたヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されるため、効果は半年から1年程度で薄れてしまいます。継続的な効果を得るためには定期的な再注入が必要になり、長期的な費用負担も考慮しなければなりません。

繰り返し注入を行う際の注意点として、過度な注入による不自然な仕上がりのリスクがあります。おでこが不自然に膨らんだり、表情に違和感が生じたりする可能性があります。また、注入技術によってはボコボコとした凹凸ができることもあり、熟練した医師による施術を受けることが重要です。

副作用としては、注入部位の腫れや内出血、稀にアレルギー反応が起こる場合があります。ダウンタイムは比較的短く、施術後は注意点を守ることでリスクを最小限にできます。万が一形が気に入らない場合、ヒアルロン酸溶解注射で修正は可能ですが、しこりになっている場合は完全に溶かしきれないこともあります。

治療を受ける前に、持続期間の短さや繰り返し治療の必要性、起こりうるリスクについて十分に理解しておくことが大切です







ボトックス注射との違い

おでこのシワ治療では、ヒアルロン酸注入とボトックス注射という2つの主要な選択肢があり、それぞれ異なるメカニズムで効果を発揮します。

ボトックス注射は表情筋の動きを一時的に弱めることで、表情によってできるシワを予防・改善する治療法です。一方、ヒアルロン酸注入は物理的にボリュームを与えてシワを持ち上げる方法です。このため、浅いシワや表情ジワにはボトックス注射が効果的で、深く刻まれたシワにはヒアルロン酸注入が適しています。

持続期間も大きく異なります。ボトックス注射の効果は3~6ヶ月程度で、ヒアルロン酸注入は半年~1年程度です。費用相場についても、ボトックス注射は1回あたり3~5万円程度、ヒアルロン酸注入は5~10万円程度が一般的です。

男性のシワ治療においても同様の使い分けが重要で、男性特有の深いシワや骨格を考慮した治療計画が必要です。場合によっては両方の治療を組み合わせることで、より効果的な深いシワ対策が可能になることもあります。

シワの種類や深さ、個人の希望に応じて最適な治療法を選択することが、満足できる結果を得るための重要なポイントです







治療の流れと施術後の注意点

ヒアルロン酸注入治療を安全に受けるためには、治療の流れと施術後のケアについて正しく理解しておくことが重要です。

治療はまずカウンセリングから始まります。医師がおでこのシワの状態を詳しく診察し、患者さんの希望を聞いた上で最適な治療計画を立てます。アレルギーリスクの確認や過去の治療歴についても詳しく聞き取りを行うでしょう。その後、局所麻酔を行ってから細い針を使って丁寧にヒアルロン酸を注入していきます。

施術時間は通常15分から30分程度で、施術直後から効果を確認できます。ダウンタイムは比較的短く、軽い腫れや内出血が数日続く程度です。しかし、施術後の注意点はしっかりと守る必要があります。

施術後24時間は注入部位を強く押さえたりマッサージしたりすることは避けてください。また、激しい運動やサウナ、飲酒なども血行を促進するため控えた方が良いでしょう。洗顔やメイクは翌日から可能ですが、注入部位は優しく扱うことが大切です。

施術後の注意点を守ることで副作用のリスクを最小限に抑え、より良い治療結果を得ることができます。気になる症状があれば遠慮なく医師に相談することも重要ですね。







他の治療法との比較とクリニック選びのポイント

ヒアルロン酸注入以外にも、おでこのシワ治療には様々な選択肢があり、それぞれの特徴を理解して選択することが大切です。

他の治療法としては、エランセ注入やプロテーゼ注入、脂肪注入などがあります。エランセ注入は1年から2年と比較的長期間の効果が期待できる一方、費用が高めになります。プロテーゼ注入は半永久的な効果がありますが、感染リスクや除去の困難さというデメリットもあります。脂肪注入は自然な仕上がりが期待できますが、定着率が不安定という課題があります。

安全で効果的な治療を受けるためには、クリニック選びが非常に重要です。まず、美容整形の経験豊富な医師がいるかどうかを確認してください。ヒアルロン酸の種類についても、品質の高い製剤を使用しているクリニックを選ぶことが大切です。

カウンセリングでは、メリットだけでなくデメリットやリスクについても詳しく説明してくれる医師を選びましょう。また、アフターケア体制が充実しているか、万が一のトラブル時の対応についても事前に確認しておくと安心です。

信頼できるクリニックで適切な治療を受けることが、安全で満足できる結果を得るための最も重要な要素です







まとめ

おでこのシワ治療におけるヒアルロン酸注入は、即効性と自然な仕上がりが期待できる効果的な治療法です。深く刻まれたシワに対して物理的にボリュームを与えることで改善効果を発揮しますが、持続期間の短さや繰り返し治療の必要性、まれに起こる副作用のリスクなどのデメリットも理解しておく必要があります。

ボトックス注射との違いを理解し、自分のシワの種類や希望に応じて最適な治療法を選択することが重要です。また、他の治療法との比較検討や、信頼できるクリニックでの施術を受けることで、より安全で満足できる結果を得ることができるでしょう。気になるおでこのシワがある方は、まず専門医によるカウンセリングを受けて、自分に最適な治療法について相談してみてください。

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この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科
この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科