【ジュベルックの危険性とは?】効果や施術の流れについて解説!|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

〒577-0056 大阪府東大阪市長堂1-2-1 A+FUSEビル5F

美容トピックス TOPICS

【ジュベルックの危険性とは?】効果や施術の流れについて解説!

韓国発祥のジュベルックは、肌悩みを解決したい人に注目の美容法です。
とくに、日本の若い世代で美容への意識が高まっており、美容医療を受けることへの抵抗がないとされています。[1]ジュベルックに興味を持っている方のなかには、「ジュベルックには危険性はないの?」「たるみや毛穴に効果があるって本当?」と不安を抱く方も多いでしょう。

この記事では、ジュベルックの特徴やメリット・デメリット、効果の現れ方や持続期間などについて詳しく紹介します。ジュベルックの施術を受けようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。





ジュベルックとは「コラーゲン生成を促進する」薬剤

ジュベルックの名前の由来は、「JUVE(若さ・生気・活力)」「LOOK(外見・表情)」であり、肌悩みを解決する薬剤です。

主成分は、ポリ乳酸(PDLLA)で、肌に注入すると、ポリ乳酸が線維芽細胞を活性化してコラーゲンの生成を促進します。

ポリ乳酸は、ジャガイモやトウモロコシ、さとうきびなど植物のでんぷんから抽出したエキスで生成されるため、体内でもなじみやすいでしょう。

また、ジュベルックは米国FDAと韓国MFDSの承認を受けており、皮内注射における安全性が認められているのが特徴です。[2]
※FDAとMFDSは、日本の厚生労働省にあたる機関





ジュベルックの効果と持続期間

ジュベルックは、コラーゲンの生成を促進するため、以下のような悩みに対して効果が期待できます。
  • 肌のハリ
  • ニキビ跡
  • 毛穴の開き
  • たるみ
  • シワ
ジュベルックは、注入後すぐに効果が出るものではなく、1〜2年かけてゆっくりと体内で自然に分解されます。1度の施術でも効果はありますが、1か月おきに3回以上の施術で効果を持続しやすくなるでしょう




リジュランやレニスナ、ヒアルロン酸との違い

ジュベルックと同様の薬剤は、リジュラン、レニスナ、ヒアルロン酸などです。それぞれの違いについて紹介します。



それぞれメリットが異なります。肌のハリやニキビ跡が気になる方は「ジュベルック」、老化による肌悩みの方は「リジュラン」、ほうれい線やへこみが気になる方は「レニスナ」、すぐに効果を実感したい方は「ヒアルロン酸」がおすすめです。

 

自分の肌悩みに合わせた薬剤を使用すれば、より満足度の高い施術が受けられるでしょう。

 





ジュベルックは植物から生成された薬剤|2つのデメリット

ジュベルックは、植物のでんぷんから抽出したエキスで生成した薬剤です。以下のような2つのデメリットがあります。

副作用のリスクがある 

ジュベルックは、重篤な副作用のリスクが抑えられる薬剤です。しかし、施術後は腫れや赤み、吸引の跡が残る可能性があります。ただし、症状は数時間~数日で落ち着くでしょう。

また、人によってはアレルギー反応や感染、皮膚の色素沈着などがおこります。このような副作用は、どのような薬剤でも起こるリスクがあるでしょう。

副作用に関しては、施術をおこなう医師の技術や経験、施術後のケアによって変化しますので、信頼できるクリニックで施術しましょう。

 

効果を実感するまで時間がかかる

ジュベルックは即効性がなく、施術後すぐに効果は感じにくい施術です。注入してから、1〜2年かけてゆっくりと体内で自然に分解されることが理由です。

徐々に体内に吸収されるため、効果を実感するまで時間がかかります。しかし、その分効果が長続きする施術であり、効果を持続させたい方におすすめです。

 




ジュベルックの特徴や期待できる効果

ジュベルックの特徴や期待できる効果は、以下の3つのポイントがあります。

長期的な効果を実感しやすい

ジュベルックは、注入後、1〜2年かけてゆっくり体内に吸収されるため、長期的に効果を実感しやすい特徴があります。

1回の施術でも効果を得られますが、3回の施術で、より長期的な効果を実感しやすいでしょう。

自然な仕上がりになりやすい

ジュベルックは、体内にあるコラーゲン生成を活性化させ、自然な仕上がりを引き出します。

そのため、施術を受けた部分が目立ちにくく、周りの人からも気づかれにくいナチュラルな仕上がりが期待できるでしょう。

肌トラブルにアプローチできる

ジュベルックは、さまざまな肌トラブルにアプローチします。

毛穴の開きやニキビ跡のへこみ、小ジワ、肌の弾力不足など、多岐にわたる肌トラブルに対して効果が期待できるでしょう。これにより、肌全体の質感や見た目を改善できます。

 




ジュベルックの施術方法

ジュベルックの施術は、手打ちや水光注射、ポテンツァの3種類があります。施術時間は20~30分前後で、麻酔が必要な場合は別途時間が必要です。

3種類の施術について、特徴は以下のとおりです。




手打ちの場合は、局所的に注射できるため、部位によって薬剤の注入量を変更したい人におすすめです。

水光注射は、9本の針が付いた機械を使用して広い範囲に施術できるため、短時間で均一に注入したい場合はこちらがいいでしょう。

ポテンツァは、マイクロニードルを使用するため、痛みが少なく、効果的に肌悩みを解決したい方におすすめです。

それぞれの施術で特徴が異なるため、ご自身の肌悩みに合った方法を選択しましょう。

 




ジュベルックがおすすめな人

ジュベルックは、以下のような悩みを持つ方におすすめです。

肌悩みを解決したい方

ほかの治療方法で満足のいく結果が得られなかった方

費用がかかっても悩みを解決したい方




ジュベルックは、主成分がポリ乳酸(PDLLA)で、植物性のでんぷんがコラーゲンの生成を促進します。大きな副作用がなく、さまざまな肌悩みに対して効果が期待できる薬剤です。

具体的には、小ジワ・毛穴の開き・肌のキメ・クレーターのようなニキビ跡など、肌の凹凸による肌悩みが挙げられます。ジュベルックの注入により、コラーゲンの生成が促進されるため、施術後はなめらかな肌を目指せるでしょう。

多くの効果が期待できますが、ほかの施術よりも費用が高くなる傾向があります。ジュベルックは、ある程度の費用がかかっても、肌悩みを解決したい方におすすめです。





まとめ

ジュベルックの主成分は、ポリ乳酸(PDLLA)で、コラーゲンの生成を促進する薬剤です。植物性のでんぷんを使用するため、体内にも馴染みやすく、危険性やリスクも低いといわれています。

1度の施術でも効果はありますが、3回の施術でより効果を実感できます。施術後は1〜2年かけてゆっくりと体内で自然に分解されるため、長期にわたって効果を実感しやすいでしょう。

また、日本の厚生労働省にあたる、米国FDAと韓国MFDSの厳しい承認を受けています。ジュベルックは危険性が低く、気軽に受けられる施術といえるでしょう。

肌悩みを解決するための選択肢のひとつとして、ジュベルックを受けてみてはいかがでしょうか。



M&B美容皮フ科クリニックでは、ジュベルックを取り扱っております。痛みを抑えるために、施術前には麻酔を行います。施術の痛みが心配な方もご相談ください。

ご予約は24時間LINEで承りますので、まずは気軽に友だち登録してみてくださいね。







参考文献

[1]資料1 美容医療に関する現状について(2024年6月27日15時再掲)P15

https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/001268494.pdf

 

[2]ポリ-L-乳酸 – StatPearls – NCBI (米国政府の公式ウェブサイト)

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK507871/







この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科
この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科