リジュランによるダウンタイム|期間や経過・スキンケア方法を解説|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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リジュランによるダウンタイム|期間や経過・スキンケア方法を解説

リジュランは、肌の機能を活性化させて、肌が本来持っている自己再生力を高める注入療法です。注射をするため、施術後の経過やダウンタイムの症状について、気になる方も多いでしょう。


ダウンタイムの症状や程度は、スキンケアの方法によっても変わってきます。正しいスキンケア方法や生活上の注意点を守ることで、スムーズな回復が期待できるのです。


この記事では、リジュラン施術後のダウンタイムの経過や、適切なスキンケア方法について解説します。リジュランによる治療を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

リジュランによるダウンタイムの期間・経過



リジュラン施術後のダウンタイムは、一般的に数日から5日程度です。

 

症状の程度や出現期間には個人差はありますが、多くの方がこの期間内に回復していきます。

 

ダウンタイムの大まかな経過は、以下のような流れです。



それぞれの時期について、詳しく見ていきましょう。

 

【施術直後】

リジュラン注射の直後は、注入部位に腫れや内出血が出現します。これは施術による正常な反応であり、過度に心配する必要はありません。

 

腫れの程度には個人差がありますが、多くの場合、数時間から24時間ほどで落ち着いてくるでしょう。

 

施術直後、痛みがある場合には冷やし、症状を緩和します。なお、洗顔やシャワーは施術当日より可能です。

 

【翌日】

施術翌日には、痛みや腫れが徐々に落ち着いてきます。メイクも可能となり、普段通りの日常生活を送れるでしょう。

 

内出血が起こった箇所にはまだ色が残っていますが、メイクである程度カバーできます。ダウンタイム中は肌がデリケートになっているため、最低限のメイクで肌への刺激を極力抑えましょう。

 

【2〜3日後】

施術から2〜3日経過すると、多くの方のダウンタイムが終了します。腫れはほぼ引き、痛みも消えている場合が多いでしょう。

 

内出血がある場合も、この頃には色が黄色く薄くなってきます。

 

【1〜2週間後】

施術から1〜2週間後には、内出血も目立たなくなります。肌の状態は施術前とほぼ変わらないレベルまで回復しています。

 

また、リジュランの効果が徐々に現れ始めるのもこの時期です。肌のハリやツヤが出てきたと感じる方も多いようです。

 





ダウンタイムに意識する4つのスキンケア方法



ダウンタイム中は、施術部位への刺激や負担を減らし、正しいスキンケアを行うことが重要です。

 

ここでは、ダウンタイム中に意識すべきスキンケア方法を4つ紹介します。

ポイントをひとつずつ解説していきます。

 

【過度に触らないように注意する】

ダウンタイム中は、肌への刺激を極力減らすように心がけることが大切です。

 

過度に肌に触れると針穴から雑菌が入り、感染を起こしたり、傷の治りが遅くなったりすることがあります。施術後は肌の状態が気になるところですが、優しく触れる程度にとどめ、肌への負担が最小限になるようにしましょう。

 

また、メイクやクレンジングや洗顔時には、刺激の強い成分を避け、優しく行いましょう。

 

【腫れや痛みは冷やして対処する】

施術直後の腫れや痛みは、清潔なタオルで包んだ保冷剤で優しく冷やすと楽になります。冷やしすぎには注意しながら行いましょう。

 

【保湿をする】

リジュランの施術後は、肌の保湿ケアがとくに重要です。

 

施術により皮膚が傷ついている間は、皮膚を保護するバリア機能が低下しています。バリア機能が低下すると、皮膚の内側の水分が蒸発しやすくなります。つまり、肌が普段以上に乾燥しやすい状態になっているのです。

 

刺激の少ない保湿クリームを使用し、普段以上に保湿を意識して肌の乾燥を防ぎましょう。

 

【紫外線対策を徹底する】

肌のバリア機能が低下するダウンタイム期間は、紫外線によるダメージを受けやすくなります。ダメージを減らすためにも、紫外線対策の徹底が重要です。

 

外出時は日傘や帽子を使い、屋外で直接日光に当たることは極力避けましょう。日焼け止めを使用することも大切です。

 




リジュランによる施術のリスク




リジュランによる施術では、アレルギーのリスクや、ダウンタイムが長引く可能性などがあります。これらのリスクを事前に把握し、施術を受けるかどうか検討しましょう。

それぞれ解説します。

 

【アレルギーのリスク】

リジュランの有効成分は、サーモンDNAから抽出した「ポリヌクレオチド」と呼ばれるものです。[1]

 

薬液に魚由来の成分が含まれるため、魚アレルギーを持つ方が使用すると、アレルギー症状が出現する可能性があります。

 

そのため、魚や魚卵にアレルギーのある方にはリジュランの施術を行わないクリニックがほとんどです。

 

アレルギー反応が心配な方は、施術前に必ず医師に相談しましょう。

 

【ダウンタイムが長引くリスク】

ダウンタイムの期間や症状の程度には、個人差があります。通常は数日で落ち着きますが、人によっては1週間以上続くこともあるでしょう。

 

とくに体調が悪い方や、肌荒れ・皮膚に炎症がある方は、ダウンタイムが長くなる可能性が高まります。

 

肌の調子や体調が悪いと感じる場合には、施術前のカウンセリングや診察で医師と相談し、自身の健康状態に合わせたタイミングで施術を受けましょう。

 






リジュランの効果と特徴




リジュランは、サーモンから抽出されるポリヌクレオチドを有効成分とした、肌の自己再生力を高める注射薬です。[1][2]

 

次のような効果や特徴があります。

それぞれ見ていきましょう。

 

【肌のターンオーバーを活発にする】

リジュランに含まれるポリヌクレオチドは、肌のターンオーバーを促進します。

 

リジュランが皮下に注射されると、肌の真皮層にある細胞に働きかけます。細胞の機能が活発化したり、細胞自体の細胞の機能が活発化したり、細胞の生まれ変わりが促進したりするようにアプローチするのです。[2]

 

細胞の入れ替わりが活発に行われると、古い角質が落ち、肌のくすみの改善が期待できます。これにより、肌色が明るくなり、生き生きとした印象の肌へと変わっていきます。

 

【肌にうるおいと弾力をもたらす】

リジュランには、肌に潤いと弾力を与える効果も期待できます。

 

ポリヌクレオチドが皮下に入ると、線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸の生成を促進します。これにより、肌の弾力や、うるおいが改善されるのです。

 

結果として、若々しいふっくらとした印象の肌へと変化していきます。

 

【肌悩みのある場所に幅広く使用できる】

リジュランは、皮膚の衰えを感じるさまざまな部位に使用できる治療法です。

 

たとえば、肌悩みが気になる部位として、主に以下があります。

  • 目の下
  • ほうれい線
  • 手の甲 など

 

とくに目の下のくまやたるみの治療では、リジュランが高い効果を発揮します。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

 

→関連記事「リジュラン注射は目の下に効果あり?くま・しわの原因も解説






リジュランによるダウンタイムのよくある質問




リジュランのダウンタイムについて、よくある質問に回答します。

 

【ダウンタイム中はメイクできる?】

施術後24時間経過すれば、メイク可能です。

 

ただし、肌への刺激を極力抑えるために、刺激の強い洗顔やクレンジング・化粧品は避け、優しく行いましょう。

 

ダウンタイム中は皮膚が非常にデリケートな状態になっています。化粧品の刺激で皮膚トラブルを起こす可能性もあるので、肌に異変があれば早めに医師に相談しましょう。

 

【飲酒は問題ない?】

ダウンタイム中の日常生活に大きな制限はありませんが、飲酒は少量にとどめ、多量の飲酒は避けましょう。アルコールは血流を促進するため、腫れや内出血が悪化するリスクがあります。[3]

 

また、次のような血行が促進される行動も避けた方が無難です。

  • 長時間の入浴・サウナ
  • マッサージ・エステ
  • 激しい運動 など

 

【水光注射でリジュランを使った場合のダウンタイムは?】

水光注射は、極細針で陰圧をかけながら、皮膚の浅い層に注射をする施術です。医師が直接注射する施術と比較して、痛みや施術後の赤み・皮下出血が少ないことが特徴です。

 

水光注射でリジュランを使用した場合、ダウンタイムはさらに短くなり、多くの場合、1〜2日で落ち着くといわれています。[4]

 

ただし、内出血が生じた場合には、完全に治るまでは数日から1週間程度かかります。

 




まとめ



リジュランのダウンタイムの症状は腫れや内出血です。これらの症状は、通常数日から5日程度で落ち着きます。

 

ダウンタイム中に出現した腫れや痛みは、肌を冷やすことで対処します。

 

また、症状の悪化を防ぐために過度な刺激を避け、保湿と紫外線対策を普段以上に心がけましょう。



M&B美容皮フ科クリニックでは、水光注射によりリジュランの注射を行っています。手打ちによる注射と比較すると、痛みやダウンタイムの期間が少ないことが特徴です。

 

ご予約はLINEで承っております。まずは気軽にお友達登録してみてくださいね。



 

この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞
この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞