【ミラドライの失敗例まとめ】よくあるトラブルとクリニック選びのポイント|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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【ミラドライの失敗例まとめ】よくあるトラブルとクリニック選びのポイント

ミラドライは汗の悩みや体臭を改善する効果的な治療法として注目されています。特にわきがや多汗症に悩む方にとって大きな希望となる施術ですが、思ったような効果が得られなかったり、予期せぬトラブルに見舞われたりする失敗例も存在します。

この記事では、ミラドライで起こりうる失敗例とその原因を詳しく解説します。失敗しないためのクリニック選びのポイントもご紹介します。正しい知識を身につけて、後悔のない治療を受けるための参考にしてください。




ミラドライとは?失敗例を知る前に基本を押さえよう

ミラドライについて詳しく知りたい方のために、まずは基本的な情報をお伝えします。ミラドライは、マイクロ波を利用して汗腺や臭いの原因となるアポクリン腺を熱で破壊する治療法です。厚生労働省に認可された安全性の高い施術で、多汗症やわきがの改善に効果を発揮します。

1回の施術で60〜80%の汗腺を破壊できるとされていますが、個人差があるのも事実です。施術時間は片脇約30分程度で、基本的には1回の治療で効果が期待できます。ただし、完全に汗や臭いがなくなるわけではなく、あくまで「軽減」が目的であることを理解しておきましょう。

ミラドライに期待される効果

ミラドライは多くの方に効果をもたらす治療ですが、効果の実感には個人差があり、期待値と現実のギャップが失敗と感じる原因になることもあります。一般的には以下のような効果が期待できます

  • 汗の量が60〜80%減少
  • わきがの臭いが軽減〜ほぼ消失
  • 効果は半永久的(完全に元に戻ることは少ない)

ただし、100%の効果を期待すると失望することもあるため、現実的な期待値を持つことが大切です。医師とのカウンセリングで自分の症状がミラドライに適しているかを確認しましょう。










ミラドライ治療を受ける際のクリニック選びのポイント

ミラドライの失敗例を避けるためには、まず信頼できるクリニック選びが重要です。ミラドライを検討している方のために、クリニック選びで押さえておきたいポイントをご紹介します。

アクセスの良さと通院のしやすさ

アクセスの良いクリニックを選ぶことは、思いのほか重要なポイントです。施術後の経過観察や万が一のトラブル時に迅速に対応してもらうためには、通いやすい立地のクリニックを選ぶのがよいでしょう

症例件数や実績の確認方法

クリニックの症例数や実績は、施術の信頼性を判断する大切な指標です。多くの症例を扱っているクリニックは経験が豊富で、さまざまな肌質や症状に対応できる技術を持っていることが期待できます

実績の確認方法としては以下が挙げられます

  • クリニックのホームページで症例写真をチェック
  • SNSでの症例報告や患者の口コミを確認
  • カウンセリング時に年間症例数を質問

医師の技術や資格

ミラドライは原則、機械による施術ですが、照射範囲やレベルの設定には医師の技術が大きく関わります。「ミラドライ認定医」の資格を持つ医師がいるクリニックを選ぶことで、一定水準以上の施術が期待できます

また、以下のような点も確認するとよいでしょう。

  • 医師の経歴や専門分野
  • わきの解剖学に精通しているか
  • 実際に施術を行うのは医師か、看護師か

料金の妥当性と明確さ

ミラドライの料金相場は20〜40万円程度です。極端に安価なクリニックは、技術面や麻酔管理が不十分である可能性があるので注意が必要です

料金を検討する際は以下の点をチェックしましょう。

  • 麻酔代が含まれているか
  • 術後のケア費用は含まれているか
  • 追加施術が必要になった場合の料金設定
  • 明朗会計で隠れた費用がないか

アフターフォロー体制の重要性

ミラドライは基本的にダウンタイムが少ない施術ですが、合併症が起きる可能性も否定できません。万が一のトラブル時に適切に対応してくれるアフターケア体制が整っているクリニックを選ぶことで、安心して施術を受けられます

確認すべきアフターケアの内容

  • 術後のフォローアップ期間
  • トラブル発生時の対応方針
  • 追加施術が必要になった場合の保証制度
  • 24時間対応の相談窓口があるか







実例から学ぶ:ミラドライの主な失敗例6パターン

ミラドライはほとんどの場合で良好な結果をもたらしますが、一部で失敗例も報告されています。ここでは実際に起こりうる6つの失敗パターンとその原因、対策を解説します。

効果を感じられないケース

「施術を受けたものの、汗や臭いの改善を実感できない」という失敗例は少なくありません。効果を感じられない主な原因は、医師の技術不足、照射レベルが低すぎる、照射漏れなどが考えられます

対策としては、カウンセリング時に以下の点を確認することが重要です

  • 医師がどのような照射レベルで施術を行うか
  • 自分の症状にミラドライが適しているか
  • ダブル照射など効果を高める工夫があるか

臭いが残ってしまうトラブル

ミラドライ後も臭いが残ってしまうケースがあります。これは主に重度のわきがでミラドライだけでは不十分だった可能性や、照射範囲が適切でなかった可能性が考えられます

臭いが残るトラブルを避けるために

  • 事前に医師にわきがの程度を正確に伝える
  • 必要に応じて複合治療(ミラドライ+レーザー脱毛など)の提案があるクリニックを選ぶ
  • 照射範囲を広めに設定してもらえるか確認する

臭いが再発するケース

一度効果を感じたものの、数カ月後に臭いが再発するというケースも報告されています。これは破壊しきれなかった汗腺の一部が時間経過とともに再び活性化することが原因である可能性があります

特に以下のような方は再発リスクに注意が必要です

  • 思春期前の若年層(成長とともに新たな汗腺が活性化する可能性)
  • 重度のわきが症状を持つ方
  • 照射レベルを低めに設定した方

しこりができるトラブル

ミラドライ施術後、わきの下にしこりができるというトラブルが報告されています。これは皮下組織への熱ダメージによる硬化が原因で、通常は1〜3カ月程度で自然に改善するケースがほとんどです

しこりのトラブルへの対処法

  • 自己判断で強くマッサージしない
  • 医師の指示に従って適切なケアを行う
  • 長期間改善しない場合は必ず受診する

傷跡が目立つケース

適切な施術であれば傷跡は最小限に抑えられますが、まれに傷跡が目立つケースがあります。照射ミスによるやけどや皮膚損傷が原因となることが多く、医師の技術不足が背景にある可能性があります

傷跡トラブルを避けるためには

  • 経験豊富な医師がいるクリニックを選ぶ
  • 術後のケア方法を詳しく確認する
  • 肌トラブルの既往歴がある場合は事前に医師に伝える

その他の合併症が生じるケース

ミラドライでは、まれに以下のような合併症が報告されています。多くは一時的なものですが、長期間続く場合は適切な医療機関での対応が必要です

  • 疼痛や腫れ
  • 内出血
  • 感覚鈍麻
  • 皮膚の色素沈着
  • 皮膚の引きつれ感
  • 腕のむくみやしびれ

これらの合併症の多くは自然に軽快しますが、症状が長引く場合は医師に相談することをおすすめします。







ミラドライを受けて後悔しないための対策

ミラドライの失敗例を知ったうえで、実際に施術を受ける際に後悔しないための具体的な対策をご紹介します。適切な医師選びからアフターケアまで、準備を万全にして臨みましょう。

信頼できる医師を見極めるポイント

ミラドライの成功は、機械の性能だけでなく医師の技術にも大きく左右されます。適切な知識と技術を持つ医師を選ぶことで、失敗リスクを大幅に減らすことができます

医師選びで確認したいポイント

  • ミラドライ認定医であるか
  • わきの解剖学に関する知識が豊富か
  • 年間のミラドライ症例数
  • 合併症への対応経験があるか

麻酔の適切な管理がもたらすメリット

ミラドライは痛みを伴う施術のため、適切な麻酔管理が重要です。麻酔に関する知識が豊富なクリニックでは、痛みを最小限に抑えながら適切な照射レベルで施術を行うことができます

麻酔に関して確認したいポイント

  • 使用する麻酔の種類(局所麻酔、表面麻酔など)
  • 麻酔に関する資格を持つスタッフがいるか
  • 痛みへの対応方針
  • 麻酔による副作用のリスクと対策

個人に合わせたカスタマイズ照射の重要性

ミラドライの効果を最大化するには、個人の汗腺分布や臭いの度合いに応じた照射設定が不可欠です。一人ひとりの症状に合わせてカスタマイズした照射を行うクリニックを選ぶことで、満足度が高まります

カスタマイズ照射の確認ポイント

  • 事前に汗腺の分布をチェックしてくれるか
  • 照射範囲を調整できるか
  • 照射レベルを症状に合わせて設定してくれるか
  • 必要に応じて重ね打ちなどの対応ができるか

複合治療の可能性を考慮する

症状によっては、ミラドライ単独ではなく他の治療法と組み合わせたほうが効果的なケースもあります。複数の治療法を提案できるクリニックは、患者の症状に合わせた柔軟な対応ができる点で信頼性が高いと言えます

複合治療の例

  • ミラドライ + レーザー脱毛(毛穴からの臭い対策)
  • ミラドライ + ボトックス注射(効果の持続性向上)
  • ミラドライ + 外用薬治療(術後の管理)

充実したアフターサービスの確認方法

施術後のサポート体制は、安心してミラドライを受けるための重要な要素です。万一の場合に適切に対応してくれるクリニックを選ぶことで、失敗リスクを最小限に抑えることができます

アフターサービスのチェックポイント

  • 効果が不十分な場合の再施術制度
  • 追加治療が必要になった場合の割引制度
  • 術後の経過観察プログラム
  • 緊急時の連絡体制








クリニック選びで注意すべき失敗リスクとその回避法

ミラドライの成功には、適切なクリニック選びが鍵となります。ここでは、クリニック選びの段階で注意すべきポイントと、失敗リスクの回避方法を詳しく解説します。

実績の確認方法と評価の見極め方

クリニックの実績を正確に評価することは、失敗リスクを減らす重要なステップです。ホームページやSNSの情報だけでなく、口コミサイトや第三者評価も参考にして総合的に判断することが大切です

実績確認のポイント

  • 症例写真の具体性と信頼性
  • ビフォーアフターの違いが明確か
  • 患者の声が具体的で信頼できるか
  • 第三者の口コミサイトでの評価

カウンセリングで確認すべき重要事項

初回カウンセリングは、クリニックの質を見極める重要な機会です。丁寧な説明と質問への的確な回答があるクリニックは信頼性が高いと言えます

カウンセリングで必ず確認したい事項

  • 症状にミラドライが適しているか率直な意見
  • 予想される効果と限界
  • 起こりうる副作用とその対処法
  • 施術の詳細な手順と使用する機器
  • 料金体系の明確さ

料金設定の透明性と隠れコストの見極め方

適正価格でミラドライを受けるためには、料金設定の透明性を確認することが重要です。明確な会計で隠れコストがないクリニックを選ぶことで、後から予想外の出費に悩まされるリスクを避けられます

料金確認のチェックリスト

  • 見積もりが書面で明確に提示されるか
  • 麻酔代や薬代が含まれているか
  • 術後のケア費用は別途かかるか
  • 追加施術が必要になった場合の費用
  • キャンセルポリシーは明確か







ミラドライの失敗を避けるための最終チェックリスト

これまでの内容を踏まえて、ミラドライを検討する際の最終チェックリストをご紹介します。これらのポイントを確認することで、失敗リスクを最小限に抑え、満足度の高い結果を得ることができるでしょう。

ミラドライは汗や臭いの悩みを改善する効果的な治療法ですが、すべての人に最適というわけではありません。自分の症状に合った治療法を選び、信頼できるクリニックで施術を受けることが大切です。

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この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科
この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科