ヒアルロン酸リフトの効果と失敗しないコツ|施術の流れからリスクまで徹底解説|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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ヒアルロン酸リフトの効果と失敗しないコツ|施術の流れからリスクまで徹底解説

顔のたるみやほうれい線が気になってきたけれど、手術は怖い。そんな方におすすめなのがヒアルロン酸リフトです。この記事では、ヒアルロン酸を使ったリフトアップ効果の仕組みや施術の流れ、知っておくべきリスクや失敗しないためのポイントを美容皮膚科医が分かりやすく解説します。自然な仕上がりで即効性のあるヒアルロン酸リフトについて正しく理解し、安心して施術を受けましょう。






ヒアルロン酸リフトとは

ヒアルロン酸リフトは、メスを使わずに顔全体のたるみを改善できる人気の美容施術です。従来のヒアルロン酸注射が「気になる部分をふっくらさせる」ことを目的としていたのに対し、ヒアルロン酸リフトは「顔全体の構造を整えて持ち上げる」ことを目的としています。年齢による頬やフェイスラインの下垂に悩む方にとって、手軽で自然な若返りを実現できる治療法です。

どんな施術なのか

ヒアルロン酸リフトでは、体内にも存在する保湿成分「ヒアルロン酸」を皮膚の深い部分に注入し、内側からハリと弾力を取り戻します。ヒアルロン酸は1グラムで約6リットルもの水分を保持できるため、注入部位をふっくらと支えながらリフトアップ効果を発揮します。

切開手術とは異なり、注射のみで施術が完了するため、ダウンタイムが短く自然な仕上がりを得られる点が大きな魅力です。施術直後から変化を感じられる即効性もあり、仕事や日常生活に支障をきたすことなくエイジングケアができます。

また、顔全体のバランスを見ながらデザインを行うことで、単なる部分的なボリュームアップではなく、若々しく立体感のある印象を作り出すことが可能です。






ヒアルロン酸リフトの仕組み

ヒアルロン酸リフトは、単にヒアルロン酸を注入するだけでなく、顔の構造に合わせて深さを変えながら注入することで、より自然で立体的なリフトアップ効果を生み出す施術です。医師の技術とデザインセンスが結果を左右する繊細な治療であり、解剖学的な理解に基づいたアプローチが重要となります。

3層注入アプローチの特徴

ヒアルロン酸リフトでは、3つの異なる深さに分けてヒアルロン酸を注入する「多層アプローチ」を採用しています。これは、肌の表面から骨に近い層までをそれぞれ補強することで、より自然で持続的なリフトアップを実現する方法です。

最も深い層では、頬骨や顎など骨に近い部分に注入して顔の土台を整えます。これによりフェイスラインが引き締まり、頬や口元のたるみが軽減します。

中間層では、加齢によって緩んだ靭帯周囲にヒアルロン酸を注入して支えを強化し、皮膚の下垂を防ぎます。

浅い層では、皮膚のハリや弾力を高めるために少量ずつ丁寧に注入し、肌のツヤやキメを改善します。これにより、外見的な若返りだけでなく、質感そのものの向上も期待できます。

この多層的な注入技術によって、単なる膨らみではなく「骨格に沿った自然なリフトアップ」を実現できるのが、ヒアルロン酸リフトの大きな特徴です。






適応部位と期待できる効果

ヒアルロン酸リフトは、顔の様々な部位のお悩みに対応できる施術です。

最も効果が期待できるのは、頬の位置が下がってきた方や、ほうれい線やマリオネットラインが深くなってきた方です。これらの症状は、顔の中央部分のボリュームロスと皮膚のたるみが原因となることが多いため、ヒアルロン酸リフトの得意分野といえます。

こめかみ部分への注入では、顔全体の引き上げ効果が期待でき、目元の印象も若々しくなります。顎のラインへの施術では、フェイスラインのたるみを改善し、小顔効果も得られます。

疲れや老けた印象を気にされる方にとって、顔全体の印象を明るくする効果も期待できます。また、左右差や顔のバランスを整えたい方にも適しています。

これまでに他の注入治療を受けて膨らみすぎたり不自然な仕上がりになった経験がある方でも、適切な技術で行えば自然な結果を得ることができます。外科的なフェイスリフト手術には抵抗があるが、確かな効果を求める方にとって、良い選択肢となるでしょう。







施術の流れとダウンタイム

ヒアルロン酸リフトの施術は、カウンセリングから始まり、丁寧なステップで進められます。

初回のカウンセリングでは、お悩みの部位や希望する仕上がりについて詳しくお聞きします。医師が顔の状態を診察し、適切な注入部位や量について説明いたします。この段階で不安な点や疑問があれば、遠慮なくご相談ください。

施術当日は、まず注入部位をマーキングして、デザインを決めます。痛みを軽減するために表面麻酔を使用し、極細の針でヒアルロン酸を注入していきます。施術時間は、注入範囲にもよりますが、通常30分から1時間程度です。

施術直後から効果を実感できる即効性がヒアルロン酸リフトの大きな特徴です。ただし、注入部位に軽い腫れや内出血が生じることがあります。これらの症状は通常2~3日で改善し、メイクでカバーできる程度のものです。

ダウンタイムは非常に短く、多くの方が翌日から通常の生活を送ることができます。ただし、施術後24時間は激しい運動やサウナ、飲酒は控えていただくようお願いしています。また、注入部位を強くマッサージしないよう注意してください。






リスクと副作用について

ヒアルロン酸リフトは比較的安全な施術ですが、知っておくべきリスクや副作用があります。

最も一般的な副作用は、注入部位の腫れや内出血です。これらは注射による刺激で起こる自然な反応で、通常は数日から1週間程度で改善します。腫れは施術直後が最も強く、翌日から徐々に落ち着いていきます。

稀に起こりうるリスクとして、アレルギー反応があります。ヒアルロン酸は体内にもある成分のためアレルギーは起こりにくいとされていますが、製剤に含まれる他の成分に反応する可能性があります。過去にアレルギーの経験がある方は、事前に医師にお伝えください。

注入量や部位を間違えると、不自然な膨らみや左右非対称になるリスクがあります。このような失敗を避けるためには、経験豊富な医師による適切な診断と技術が不可欠です。

極めて稀ですが、血管内への誤注入による血流障害や感染症のリスクもあります。これらの重篤な合併症を防ぐためにも、解剖学的知識が豊富で、適切な注入技術を持つ医師に施術を受けることが重要です。

また、ヒアルロン酸は徐々に体内で分解されるため、効果を維持するには定期的な施術が必要になります。この点も含めて、治療計画について十分に相談しましょう。







失敗しないためのクリニック選び

満足のいく結果を得るためには、信頼できるクリニックと医師を選ぶことが最も重要です。

まず確認すべきは、施術を行う医師の資格と経験です。美容皮膚科や形成外科の専門医であることは基本ですが、特にヒアルロン酸注入の経験が豊富であるかどうかを確認しましょう。症例写真や実績について具体的に説明してもらえるクリニックを選ぶことをお勧めします。

カウンセリングの質も重要な判断基準です。十分な時間をかけて話を聞き、リスクやデメリットについても正直に説明してくれる医師は信頼できます。逆に、良いことばかり強調したり、高額なコースを無理に勧めてくるクリニックは避けた方が良いです。

使用するヒアルロン酸製剤の種類や安全性についても確認し、厚生労働省の認可を受けた製剤を使用しているかどうかチェックしてください。また、万が一のトラブルに対するアフターフォロー体制が整っているかも重要なポイントです。

料金についても事前に詳しく確認しましょう。相場よりも極端に安い場合は、使用する製剤の質や施術の安全性に問題がある可能性があります。適正な価格設定で、明確な料金体系を提示しているクリニックを選ぶことが大切です。






他のリフトアップ施術との比較

リフトアップ治療にはさまざまな種類があり、それぞれ効果の強さやダウンタイム、持続期間が異なります。ヒアルロン酸リフトは「手軽さ」と「自然な仕上がり」を両立できる施術ですが、他の方法と比較して自分に合った治療を選ぶことが大切です。

糸リフト・HIFU・フェイスリフトとの違い

糸リフトは、皮下に特殊な糸を挿入してたるみを物理的に引き上げる施術です。リフトアップ効果が強く、輪郭の引き締めにも優れていますが、施術直後の腫れや痛みがやや強い傾向があります。また、糸の種類や医師の技術によって仕上がりに差が出やすい点にも注意が必要です。

HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波の熱エネルギーを皮膚の深部に照射してコラーゲン生成を促す施術です。切らずにリフトアップが可能で、ダウンタイムがほとんどありませんが、効果の実感までに数週間から数か月かかることがあります。

フェイスリフト手術は、皮膚や筋膜を直接引き上げて固定する外科的治療です。もっとも確実な若返り効果が得られますが、全身麻酔を伴い、長いダウンタイムと高額な費用がかかります。そのため、しっかりとしたリフトアップを求める方に向いています。

ヒアルロン酸リフトは、糸リフトやフェイスリフトに比べて体への負担が少なく、HIFUよりも即効性が高いのが特徴です。短時間で自然な変化を得たい方や、初めてリフトアップを試す方に特に適しています。

それぞれの施術にはメリット・デメリットがあるため、目的や希望する効果、生活スタイルに合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。






料金相場と費用面のポイント

ヒアルロン酸リフトは自由診療のため、保険は適用されません。料金はクリニックや使用する製剤によって異なります。

一般的な相場として、使用するヒアルロン酸の量にもよりますが、1回の施術で10万円~30万円程度が目安となります。頬や顎など広範囲に注入する場合は、より高額になることもあります。安価すぎる施術には注意が必要で、使用する製剤の質や安全性に問題がある可能性があります。

効果の持続期間が半年~1年程度であることを考慮すると、長期的にはそれなりの費用がかかることを理解しておきましょう。ただし、フェイスリフト手術と比較すると、初期費用は抑えられるという利点があります。

費用対効果を考える際は、単純な価格だけでなく、施術の安全性や医師の技術力も含めて総合的に判断することが重要です。適切な施術を受けることで、満足のいく結果が得られれば、それは価値のある投資といえるでしょう。

多くのクリニックでは、分割払いやローンにも対応しているため、経済的な負担を軽減する方法について相談してみることをお勧めします。






まとめ

ヒアルロン酸リフトは、切開手術を行わずに自然なリフトアップ効果が期待できる美容施術です。即効性があり、ダウンタイムが短いという特徴から、多くの方に選ばれています。
ただし、適切な効果を得るためには、経験豊富な医師による正確な診断と技術が不可欠であり、信頼できるクリニック選びが成功の鍵となります。
リスクや費用についても十分に理解した上で、まずは専門医によるカウンセリングを受けて、自分に適した治療方法かどうか相談してみることをお勧めします。

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この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞
この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞