糸リフトでほうれい線は消える?効果の真実と失敗しない施術のポイントを徹底解説|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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糸リフトでほうれい線は消える?効果の真実と失敗しない施術のポイントを徹底解説

年齢を重ねるにつれて深くなっていくほうれい線に、多くの女性が悩みを抱えています。最近注目を集めている糸リフトは、ほうれい線の改善に効果があると言われていますが、本当に期待通りの効果が得られるのでしょうか。

この記事では、糸リフトがほうれい線にどのような効果をもたらすのか、その仕組みから実際の症例まで詳しく解説します。また、施術を受ける前に知っておくべきリスクや、失敗しないためのクリニック選びのポイントも併せてお伝えします。正しい知識を身につけて、あなたに最適な美容治療を選択しましょう。






糸リフトの基本的な仕組みとほうれい線への効果

糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮膚下に挿入し、たるんだ組織を引き上げる美容治療です。この治療法は、外科手術によるフェイスリフトほど大きな負担をかけることなく、リフトアップ効果を得られることで人気を集めています。

ほうれい線は、頬の脂肪や筋肉が重力によって下がることで深く刻まれるシワです。糸リフトは、この下がった組織を糸の力で引き上げることで、ほうれい線を目立たなくする効果が期待できます。糸には小さなトゲのような突起(コグ)が付いているものもあり、これが組織をしっかりと引っ掛けて固定する役割を果たします。

施術では、こめかみや頬の上部から糸を挿入し、たるみの原因となっている組織を斜め上方向に引き上げます。この引き上げ効果により、ほうれい線の深さが軽減され、より若々しいフェイスラインを作り出すことができます。

糸リフトの効果には即効性があり、施術直後から変化を実感できる場合が多いです。ただし、腫れや内出血などのダウンタイムがあることも考慮しておく必要があります。

糸リフトでのほうれい線改善

多くの方が気になるのは、糸リフトによってほうれい線がどの程度改善されるのかという点です。正直にお伝えすると、深く刻まれたほうれい線を完全に消すことは困難な場合が多いです。

糸リフトの効果が最も期待できるのは、軽度から中等度のほうれい線です。浅いほうれい線であれば、糸リフトによって目立たなくすることは十分可能です。一方で、非常に深く刻まれたほうれい線の場合は、糸リフト単体では限界があります。

糸リフトによるほうれい線の改善度合いは、個人の年齢や肌の状態、たるみの程度によって大きく左右されます。30代から40代前半の比較的軽いたるみであれば、明らかな改善を実感しやすいです。しかし、50代以降で組織の下垂が進んでいる場合は、ある程度の改善は見込めても、劇的な変化は期待できません。

また、糸リフトの持続期間は一般的に1年から2年程度とされています。この期間を過ぎると、徐々に元の状態に戻っていく傾向があります。そのため、継続的な効果を求める場合は、定期的な施術が必要になることも考慮しておく必要があります。







糸リフトの効果を高めるための併用治療

糸リフト単体では限界があるほうれい線の改善ですが、他の美容治療と組み合わせることで、より高い効果を得ることが可能です。特に効果的とされているのが、ヒアルロン酸注入との併用です。

ヒアルロン酸併用により、糸リフトで引き上げた後の凹みを埋めることで、より自然で美しい仕上がりを実現できます。糸リフトでたるみを引き上げ、ヒアルロン酸でボリュームを補うという相乗効果が期待できるのです。

また、ボトックス注射を併用することで、表情筋の動きを抑制し、ほうれい線の深化を防ぐ効果も期待できます。特に、笑ったときにほうれい線が深くなりやすい方には有効な選択肢となります。

糸の種類についても、従来のPDO糸に加えて、より持続期間の長いPCL糸やPLLA糸なども選択肢として考えられます。これらの糸は溶けるまでの期間が長く、コラーゲン生成を促進する効果も高いとされています。

ただし、併用治療を行う場合は、それぞれの治療のリスクや副作用も重複する可能性があります。施術前のカウンセリングで、医師と十分に相談することが重要です。








糸リフトで失敗しないためのポイント

糸リフトの施術を成功させるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。まず最も大切なのは、経験豊富で信頼できる医師を選ぶことです。

糸リフトは技術力が要求される施術です。医師の経験や症例数、美容外科や皮膚科での専門的な訓練を受けているかどうかを必ず確認しましょう。また、施術前のカウンセリングで、あなたの希望を丁寧に聞いてくれる医師を選ぶことも大切です。

カウンセリング時には、以下の点について詳しく質問することをおすすめします。使用する糸の種類や特徴、予想される効果と持続期間、起こりうる副作用やリスク、ダウンタイムの期間と過ごし方、アフターケアの内容などです。

また、料金についても明確にしておきましょう。糸リフトの料金は、使用する糸の本数や種類、クリニックによって大きく異なります。安すぎる料金設定の場合は、使用している糸の品質や医師の技術に問題がある可能性もあります。

施術前には、血液をサラサラにする薬を服用していないか、アレルギーの有無、過去の美容治療歴なども正直に伝えることが重要です。これらの情報が不正確だと、思わぬトラブルを招く可能性があります。







糸リフトのリスクと副作用

糸リフトは比較的安全な施術とされていますが、どのような美容治療にもリスクや副作用は存在します。施術を受ける前に、これらについて正しく理解しておくことが大切です。

最も一般的な副作用は、施術部位の腫れや内出血、痛みです。これらの症状は通常、1週間から2週間程度で改善されます。ダウンタイム中は、激しい運動や飲酒、サウナなどは避けて、安静に過ごすことが重要です

より深刻なリスクとしては、糸の位置がずれることによる左右非対称、糸が透けて見える、感染症の発生、神経損傷などがあります。これらのリスクは、経験豊富な医師による適切な施術を受けることで大幅に減らすことができます。

また、糸リフトが適さない方もいることを知っておきましょう。重度のたるみがある方、皮膚が非常に薄い方、ケロイド体質の方、妊娠中や授乳中の方などは、他の治療法を検討した方が良い場合があります。

口コミサイトなどで実際の体験談を調べることも参考になりますが、個人差が大きい治療であることを理解して、過度な期待は持たないようにしましょう。症例写真を見る際も、照明や角度、表情などによって印象が大きく変わることを念頭に置いて判断することが大切です。

クリニック選びのポイント

糸リフトの成功は、適切なクリニック選びから始まります。まず重要なのは、美容外科や美容皮膚科の専門医が在籍していることです。形成外科や皮膚科の専門的な知識と経験を持つ医師による施術を受けることで、安全性と効果の両方を確保できます。

クリニック選びの際は、施設の清潔さ、スタッフの対応、アフターケア体制の充実度も必ずチェックしましょう。万が一トラブルが発生した場合に、適切な対応をしてもらえるかどうかは非常に重要なポイントです。

施術後のアフターケア

施術後のアフターケアも、満足のいく結果を得るために欠かせません。施術直後は、患部を冷やして腫れを抑えることが大切です。また、強くマッサージをしたり、うつ伏せで寝たりすることは避けましょう。

洗顔や化粧については、通常翌日から可能ですが、患部を強くこすらないよう注意が必要です。日焼け対策も重要で、紫外線による色素沈着を防ぐために、施術後しばらくは特に念入りに日焼け止めを使用しましょう。

経過観察と長期的なケア

定期的な経過観察も大切です。施術後1週間、1か月、3か月後などにクリニックを受診し、経過を確認してもらいます。気になる症状があれば、遠慮せずに相談することが重要です。

小顔効果やフェイスラインの改善についても、年齢や個人の骨格によって効果の現れ方が異なります。マリオネットラインなど、他の部位のたるみも同時に改善したい場合は、総合的な治療計画を立てることが大切です。

まとめ

糸リフトによるほうれい線の改善は、軽度から中等度のシワであれば十分な効果が期待できますが、深く刻まれたほうれい線を完全に消すことは困難な場合が多いのが現実です。しかし、ヒアルロン酸などとの併用治療により、より高い効果を得ることも可能です。

施術を成功させるためには、経験豊富な医師選びと十分なカウンセリング、そして適切なアフターケアが不可欠です。リスクや副作用についても正しく理解し、自分の状態や希望に合った治療法を選択することが大切でしょう。糸リフトを検討されている方は、まず信頼できるクリニックでカウンセリングを受けて、専門医と相談することから始めてください。

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この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科
この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科