唇ヒアルロン酸注入の効果と失敗しないための注意点|料金相場や持続期間も解説|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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唇ヒアルロン酸注入の効果と失敗しないための注意点|料金相場や持続期間も解説

唇にボリュームが欲しい、縦ジワが気になる、もっとふっくらとした唇を手に入れたいと考えたことはありませんか。唇へのヒアルロン酸注入は、メスを使わずに短時間で理想の形やボリュームに近づけられる人気の美容施術です。しかし、施術を検討する際には、効果だけでなく費用や持続期間、リスクや失敗を防ぐポイントもしっかり理解しておくことが大切です。

この記事では、唇のヒアルロン酸注入の効果やメリット、具体的なデザインバリエーション、施術の流れ、料金相場、ダウンタイム、リスクと対処法、そして長期的なメンテナンス計画まで詳しく解説します。初めての方でも安心して施術を検討できるよう、分かりやすく丁寧にお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。


唇のヒアルロン酸注入の効果と向いている人

唇のヒアルロン酸注入は、ボリュームアップや形の調整、エイジングケアなどさまざまな効果が期待できる施術です。ここでは具体的にどのような変化が得られるのか、どんな方に向いているのかを見ていきましょう。

期待できる効果

唇にヒアルロン酸を注入すると、唇全体や部分的なボリュームを自然に増やすことができます。ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であり、皮膚や関節などに含まれているため、アレルギー反応のリスクが比較的低いとされています。

ヒアルロン酸には水分を保持する性質があるため、唇をふっくらと保ちながら潤いを与える効果も期待できます。また、加齢によって失われた唇のボリュームを補い、縦ジワを目立ちにくくすることで、若々しい印象を取り戻すことにもつながります。

唇の輪郭を整えることも可能です。左右のバランスが気になる場合や、唇の山や谷をはっきりさせたい場合にも、注入部位や量を調整することで理想の形に近づけられます。注入されるヒアルロン酸の質や硬さ、注入部位の設計が仕上がりを大きく左右するため、少量ずつ段階的に注入して変化を確認しながら進めることが重要です

見た目の変化ポイント

唇の形や厚みが変わると、顔全体の印象も変化します。人中とは鼻の下から上唇までの距離のことで、この部分が長いと間延びした印象を与えることがあります。唇の上部にヒアルロン酸を注入してボリュームを出すことで、人中が短く見える効果が期待できます。

口角の位置や形も、見た目の印象に大きく影響します。口角が下がっていると疲れた印象や不機嫌な印象を与えやすいのですが、唇の両端にヒアルロン酸を注入することで、口角を引き上げたような明るい表情に近づけることも可能です。

唇の中央部にボリュームを持たせると、キュートで若々しい印象になり、唇の輪郭全体にメリハリをつけるとエレガントで大人っぽい印象を作ることができます。このように、どこにどれだけ注入するかによって、仕上がりの印象は大きく変わるのです。

施術が向いている人と避けるべき人

唇のヒアルロン酸注入は、唇のボリューム不足や縦ジワが気になる方、左右非対称が気になる方、エイジングによる唇の薄さを改善したい方に向いています。また、メスを使わずに短時間で自然な仕上がりを目指したい方、ダウンタイムが短い施術を希望する方にも適しています。

一方で、妊娠中や授乳中の方、ヒアルロン酸やリドカインなどの麻酔成分にアレルギーがある方、唇周辺に炎症や感染がある方は施術を避けるべきです。また、過去に唇の手術を受けたことがある方や、免疫系の疾患をお持ちの方は、事前に医師にしっかり相談する必要があります。

施術前のカウンセリングで、自分の希望や体質、既往歴を正直に伝えることが、安全で満足度の高い結果につながります。








唇ヒアルロン酸で作れるリップデザイン

ヒアルロン酸注入では、注入する部位や量、デザインの方向性によってさまざまな唇の形を作り出すことができます。ここでは代表的なリップデザインをいくつかご紹介しましょう。

西洋人風のエレガントリップ

西洋人風のエレガントなリップは、唇の輪郭がはっきりとしていて、上唇と下唇のバランスが良くボリューム感があるのが特徴です。唇の山や谷を際立たせることで、立体的で洗練された印象を作ることができます。

このデザインでは、唇の輪郭に沿って丁寧にヒアルロン酸を注入し、メリハリをつけることが重要です。輪郭をはっきりさせすぎると不自然に見えることもあるため、表情や顔全体のバランスを見ながら調整していきます。

東洋人に似合うセクシーリップ

東洋人の顔立ちに合わせたセクシーリップは、適度なボリュームとなめらかな曲線が特徴です。過度に厚みを出さず、自然なふっくら感を大切にしながら、唇全体に統一感を持たせます。

上唇と下唇のボリュームバランスを整えることで、健康的で色気のある印象を作り出すことができます。また、口角を少し持ち上げるように注入することで、優しくて親しみやすい雰囲気も演出できるでしょう。

キュートな愛されリップやスマイルリップ

キュートな愛されリップは、上唇の中央にボリュームを持たせて、丸みのある可愛らしい印象を作るデザインです。唇の山の部分をふっくらさせることで、若々しく愛らしい雰囲気になります。

スマイルリップは、口角を上げたときに自然に笑顔が引き立つようなデザインです。口角部分にもヒアルロン酸を注入することで、笑ったときの表情が明るくなり、柔らかな印象を与えることができます。

M字リップやボリュームリップ

M字リップは、上唇の中央に明確な山を作り、アルファベットのMのような形に仕上げるデザインです。キリッとした印象やモード系のファッションに合う、個性的なリップラインを好む方に人気があります。

ボリュームリップは、上下の唇全体にたっぷりとヒアルロン酸を注入して、ボリューム感を強調するデザインです。迫力のあるふっくらとした唇が特徴で、華やかな印象を作りたい方に向いています。

どのデザインも、顔全体のバランスや骨格、表情の動きを考慮しながら、医師と相談して決めることが大切です。無理に流行を追うのではなく、自分の顔立ちに合った自然なデザインを選ぶことが、満足度の高い仕上がりにつながります。









唇のヒアルロン酸の施術方法と当日の流れ

実際にヒアルロン酸注入を受ける際の流れや準備について、詳しくご説明していきます。施術当日の流れを事前に知っておくことで、不安を軽減し、リラックスして施術に臨むことができるでしょう。

ヒアルロン酸の種類と注入量

唇に使用されるヒアルロン酸にはいくつかの種類があり、柔らかさや持続期間、粘度などが異なります。唇は皮膚が薄く動きの多い部位であるため、柔らかくて馴染みやすいタイプのヒアルロン酸が選ばれることが一般的です。

注入量は、希望するデザインや唇の現在の状態によって決まります。初回の施術では、少量から始めて様子を見ながら追加していく方法が安全です。一度に大量に注入すると、腫れや不自然な仕上がり、左右差などのリスクが高まるため、段階的に調整していくことが推奨されます。

医師とのカウンセリングで、理想の唇の形や厚み、なりたいイメージをしっかり伝えることで、適切な製剤と注入量を提案してもらえます。

麻酔や痛みへの対策

唇は神経が集中している敏感な部位なので、注入時に痛みを感じることがあります。そのため、多くのクリニックでは麻酔クリームやブロック麻酔、または麻酔成分が含まれたヒアルロン酸製剤を使用して、痛みを軽減する工夫がされています。

麻酔クリームは施術の15~30分ほど前に唇に塗布し、表面の感覚を鈍らせる方法です。ブロック麻酔は、唇の周辺に注射で麻酔薬を注入する方法で、より強い麻酔効果が得られます。

痛みに弱い方や不安が強い方は、カウンセリング時に医師に相談しておくと、最適な麻酔方法を提案してもらえます。

施術の流れと所要時間

施術当日はまず、洗顔やメイク落としを行い、施術部位を清潔にします。その後、麻酔クリームを塗布して時間を置き、効果が現れたら注入を開始します。

医師は、デザインに合わせて唇の複数箇所に細い針やカニューレと呼ばれる器具を使ってヒアルロン酸を注入していきます。注入中は、形やバランスを確認しながら慎重に進めていきます。

施術時間は、注入量やデザインの複雑さによって異なりますが、一般的には10~30分程度で完了します。唇周辺の筋肉や表情動作を考慮しながら、顔全体のバランスを見てデザインを調整することで、自然で美しい仕上がりが期待できます

施術当日の準備と当日の注意点

施術当日は、できるだけメイクを控えめにして来院すると、スムーズに施術を受けることができます。また、施術後は唇が腫れて目立つ可能性があるため、マスクやサングラスなどを持参すると安心です。

施術後24時間以内は、激しい運動や飲酒、長時間の入浴、サウナなど、血行を促進する行動を避けることが推奨されます。これらの行動は腫れや内出血を悪化させる可能性があるためです。

また、施術直後の唇は刺激に弱い状態なので、強く触ったり、マッサージをしたりすることも避けましょう。食事の際も、熱いものや辛いものを控え、唇への刺激を最小限にすることが大切です。








唇へのヒアルロン酸のリスクとトラブル対処

どのような美容施術にも一定のリスクはつきものです。ここでは、ヒアルロン酸注入に伴うリスクや副作用、トラブルが起きた際の対処法について解説します。

副作用と経過の目安

唇へのヒアルロン酸注入では、施術後に腫れやむくみが出ることが非常に多く見られます。これは注入による刺激や、ヒアルロン酸が水分を引き寄せる性質によるもので、通常は数日~1週間程度で落ち着いていきます。

内出血が生じることもありますが、これも時間とともに自然に吸収されていきます。冷やすことで腫れや内出血を軽減できる場合もありますが、氷を直接当てると刺激が強すぎるため、清潔なタオルで包んで優しく冷やすようにしましょう。

注入直後は、左右差や凹凸、硬さを感じることがありますが、これもヒアルロン酸が馴染んでいく過程で改善されることが多いです。ただし、1週間以上経過しても違和感が続く場合は、医師に相談することが大切です。

重大な合併症の兆候

まれではありますが、ヒアルロン酸が血管に誤って注入されてしまい、血流が阻害されることで皮膚の壊死や視力障害などの重大なトラブルが起こる可能性があります。

以下のような症状が見られた場合は、すぐに施術を受けたクリニックや医療機関に連絡してください。唇や周辺の皮膚が白く変色する、激しい痛みが続く、視力が急に低下する、呼吸困難や強いアレルギー症状が出る、これらは緊急対応が必要な兆候です。

こうしたリスクを避けるためには、解剖学的な知識と経験が豊富な医師による施術を受けることが何よりも重要です。事前に医師の経歴や症例数、クリニックの評判などをしっかり確認しましょう。

トラブル時の対処

万が一、注入後の仕上がりに満足できない場合や、不自然な形になってしまった場合には、ヒアルロニダーゼという薬剤を使用してヒアルロン酸を溶解させることができます。

ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解する酵素で、注入した部位に追加で注射することで、数時間~数日で効果が現れます。完全に元の状態に戻したい場合や、部分的に調整したい場合にも使用されます。

ただし、ヒアルロニダーゼを使用する際にもアレルギーのリスクがあるため、事前にテストを行うことが推奨されます。また、溶解後に再度ヒアルロン酸を注入する場合は、数週間程度の期間を空けることが一般的です。









唇ヒアルロン酸注入の費用と持続期間

唇のヒアルロン酸注入にかかる費用や効果の持続期間、長期的なメンテナンスについて理解しておくことは、施術を継続していく上で重要なポイントです。

料金の目安

唇へのヒアルロン酸注入の料金は、クリニックや使用する製剤の種類、注入量によって異なります。一般的な相場としては、1回の施術で3万円〜8万円程度が目安となります。

高品質で持続期間が長い製剤や、柔らかくて自然な仕上がりが期待できる製剤は、やや高額になる傾向があります。また、初回のカウンセリング料や麻酔代、アフターケア費用が別途かかる場合もあるため、事前に総額をしっかり確認しておくことが大切です。

料金だけで判断せず、医師の技術力やクリニックの信頼性、使用する製剤の安全性などを総合的に検討して選ぶことが、満足度の高い結果につながります。

効果の持続期間と再注入のタイミング

唇に注入されたヒアルロン酸は、時間とともに体内に吸収されていきます。持続期間は個人差がありますが、一般的には6~12カ月程度とされています。唇は動きが多い部位であるため、他の部位に比べてやや吸収が早い傾向があります。

初回の施術後、効果が薄れてきたと感じたタイミングで再注入を行うことで、理想の形やボリュームを維持することができます。定期的に追加注入を行うことで、徐々にヒアルロン酸が定着しやすくなり、持続期間が延びるとも言われています。

再注入のタイミングは、効果の持続期間や予算、ライフスタイルに合わせて医師と相談しながら決めていくと良いでしょう。

メンテナンス

唇のヒアルロン酸注入を長期的に続けていく場合には、定期的なメンテナンス計画を立てておくことが重要です。年に1~2回程の頻度で再注入を行い、理想の状態をキープすることが一般的です。

また、唇の縦ジワや色素沈着が気になる場合には、ヒアルロン酸注入と組み合わせてレーザー治療やピーリング、美白ケアなどを行うことで、より総合的な美容効果を得ることができます。

唇周辺の表情筋を整えるボトックス注射や、肌全体のハリを高める治療を組み合わせることで、顔全体の印象を若々しく保つことも可能です。自分の悩みや目標に合わせて、医師と相談しながら最適なメンテナンス計画を立てていきましょう。







まとめ

唇へのヒアルロン酸注入は、ボリュームアップや形の調整、縦ジワの改善など、さまざまな効果が期待できる美容施術です。施術時間が短く、ダウンタイムも比較的少ないため、多くの方が気軽に試すことができます。しかし、仕上がりの満足度や安全性は、使用する製剤の質や医師の技術、注入量やデザインの設計に大きく左右されるため、事前にしっかりと情報収集を行い、信頼できるクリニックと医師を選ぶことが何よりも重要です。

唇は動きが多く敏感な部位であるため、腫れや内出血、左右差などのリスクについても理解し、施術後のケアや経過観察を怠らないようにしましょう。料金や持続期間、再注入のタイミングなどを考慮しながら、長期的なメンテナンス計画を立てることで、理想の唇を維持し続けることができます。自分に合ったデザインや施術方法を見つけて、自信の持てる美しい唇を手に入れてください。

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この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞
この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞