顎のヒアルロン酸注射の効果と失敗しないための注意点|料金相場やバレない方法を解説|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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顎のヒアルロン酸注射の効果と失敗しないための注意点|料金相場やバレない方法を解説

顎の形やフェイスラインにコンプレックスを感じていて、メイクやヘアスタイルではカバーしきれないとお悩みの方は少なくありません。そんな方に注目されているのが、顎へのヒアルロン酸注射です。手術を必要とせず、短時間で顎の輪郭やEラインを整えることができる施術として、美容医療の中でも人気が高まっています。

ただし、効果や料金の相場、失敗のリスクやバレない仕上がりにするための方法など、初めての方にとっては分からないことが多いものです。この記事では、顎へのヒアルロン酸注射の効果や注意点、料金の目安やクリニック選びのポイントまで、詳しく解説していきます。理想の顎ラインを手に入れるための情報をしっかり押さえて、安心して施術を検討できるようになりましょう。


顎へのヒアルロン酸注射とは

顎へのヒアルロン酸注射は、顎の骨格や輪郭を整えるために行う美容医療の施術です。ヒアルロン酸と呼ばれるゼリー状の成分を、注射器を使って顎の皮膚の下に注入することで、顎を前に出したり、形を補正したりすることができます。

ヒアルロン酸は、もともと私たちの体の中に存在する成分なので、アレルギーが起こりにくく安全性が高いことが特徴です。施術時間も短く、メスを使わないため傷跡が残る心配もありません。そのため、美容クリニックで手軽に受けられる施術として多くの方に選ばれています。


ヒアルロン酸の種類

ヒアルロン酸には、硬さや持続期間の異なるさまざまな種類があります。顎に使用されるヒアルロン酸は、比較的硬めのタイプが選ばれることが多いです。これは、顎の骨格をしっかり支え、形を整える必要があるためです。

柔らかいヒアルロン酸は、唇やほうれい線などの動きのある部位に向いていますが、顎のように形を作り出す部位には、硬さがあり形が崩れにくい製剤が適しています。クリニックでは、患者さんの希望や顎の状態に合わせて、最適な種類のヒアルロン酸を選んで注入します。

手術や他の治療との違い

顎の形を整える方法には、ヒアルロン酸注射以外にも、プロテーゼを入れる手術や脂肪注入などがあります。プロテーゼ手術は、顎の骨にシリコンなどの人工物を埋め込む方法で、効果は半永久的に続きますが、麻酔や切開が必要で、ダウンタイムも長くなります。

一方、ヒアルロン酸注射は注射だけで完了するため、施術時間が短く、その日のうちに帰宅できます。また、効果が気に入らなければ、ヒアルロン酸を溶かす薬剤を使って元に戻すこともできるため、初めて美容医療を受ける方にも挑戦しやすい方法です。








顎へのヒアルロン酸注射で得られる効果

顎へのヒアルロン酸注射を行うことで、さまざまな美容効果を得ることができます。顎の形が整うと、顔全体の印象が変わり、自信を持てるようになったという声も多く聞かれます。ここでは、具体的にどのような効果があるのかを見ていきましょう。

正面から見た輪郭をシャープにする

正面から顔を見たときに、顎が引っ込んでいたり丸みを帯びていたりすると、顔全体がぼんやりとした印象になりがちです。ヒアルロン酸を顎の先端に注入することで、顎が前に出て、輪郭がシャープに見えるようになります。

特に、二重顎が気になる方や、顎のラインがはっきりしない方にとっては、顎を前に出すことで顔全体が引き締まって見える小顔効果も期待できます。また、顎の形が整うことで、フェイスラインがすっきりとして、若々しい印象にもなります。

横顔のEラインを整える効果

Eラインとは、鼻の先端と顎の先端を結んだラインのことで、美しい横顔の基準とされています。理想的なEラインは、唇がこのライン上にあるか、わずかに内側にある状態です。顎が引っ込んでいると、Eラインが崩れて横顔のバランスが悪く見えてしまいます。

ヒアルロン酸を顎に注入することで、顎の位置を前に出し、Eラインを整えることができます。これにより、横顔の印象が大きく変わり、全体的に洗練された美しい顔立ちに近づけられるのです。

即効性と自然な仕上がり

ヒアルロン酸注射の大きなメリットのひとつは、施術後すぐに効果を実感できることです。注入した直後から顎の形が変わるため、鏡を見た瞬間に変化を感じられます。腫れや内出血が落ち着くと、さらに自然な仕上がりになっていきます。

また、医師が注入量や注入部位を調整することで、自然でバレにくい仕上がりにすることも可能です。周囲に気づかれずに、少しずつ印象を変えたい方にも向いている施術といえます。









顎へのヒアルロン酸注射が向いている人と注意が必要な人

顎のヒアルロン酸注射は、多くの方にとって有効な施術ですが、すべての人に適しているわけではありません。ここでは、どのような悩みを持つ方に向いているのか、また注意が必要な方はどのようなケースなのかを解説します。

顎のヒアルロン酸注射が向いている人

顎のヒアルロン酸注射が特に効果的なのは、顎が小さい、後退している、丸みがある、左右非対称といった悩みを持つ方です。顎が引っ込んでいることで横顔に自信が持てない、正面から見たときに顔が大きく見える、顎のラインがぼんやりしているといった場合に、ヒアルロン酸で形を補正することができます。

また、割れ顎と呼ばれる、顎の先に縦の溝が入っている状態にも対応できます。溝にヒアルロン酸を注入することで、滑らかな顎のラインを作ることが可能です。男性の方でも、顎をシャープにしたいという希望で施術を受けるケースが増えています。

顎のヒアルロン酸注射に注意が必要な人

ヒアルロン酸注射は比較的安全な施術ですが、いくつかの禁忌事項があります。妊娠中や授乳中の方、感染症や炎症がある方、過去にヒアルロン酸でアレルギー反応を起こしたことがある方は、施術を受けることができません。

また、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方は、内出血が起こりやすくなるため事前に医師に相談することが大切です。自己免疫疾患や皮膚疾患がある方、ケロイド体質の方も、施術の可否について医師とよく話し合う必要があります。不安なことがあれば、カウンセリングの際に必ず伝えるようにしましょう。










顎へのヒアルロン酸注射の施術方法と使用される製剤

実際に顎へのヒアルロン酸注射を受ける場合、どのような製剤が使われ、どのように注入されるのか気になる方も多いでしょう。ここでは、使用される製剤の特徴や注入方法について、詳しく説明していきます。

使用される製剤の特徴と選び方

顎へのヒアルロン酸注射では、硬さがあり形を保ちやすい製剤が選ばれます。代表的なものとして、ジュビダームビスタ ボリューマXC、クレヴィエル、ニューラミスディープなどがあります。これらは顎の形を整えるのに適した硬さと持続性を持っています。

製剤によって持続期間や硬さが異なるため、医師は患者さんの希望や顎の状態、予算に合わせて最適なものを提案してくれます。また、厚生労働省の承認を受けた製剤を使用しているクリニックを選ぶことが、安全性の面でも重要です。

注入量の目安と注入部位

顎へのヒアルロン酸の注入量は、一般的に1~3cc程度が目安とされています。顎を少し前に出す程度であれば1~1.5cc、しっかりとEラインを整えたい場合は2~3cc程度が必要になることが多いです。

注入部位は、顎の先端や顎の下部が中心ですが、左右のバランスを整えたい場合は、顎の側面にも注入することがあります。医師は顔全体のバランスを見ながら、注入量と注入部位を細かく調整してくれます。

注入技法と麻酔の種類

ヒアルロン酸の注入技法には、注射針を使う方法とカニューレと呼ばれる先端が丸い特殊な針を使う方法があります。カニューレを使うと、血管を傷つけるリスクが減り、内出血が起こりにくくなるため、多くのクリニックで採用されています。

痛みを和らげるために、麻酔クリームを塗ったり、氷で冷やしたりすることが一般的です。また、使用するヒアルロン酸に麻酔成分が含まれている製剤もあります。痛みに弱い方は、カウンセリングの際に麻酔の方法について相談しておくと安心です。

施術の流れと所要時間

施術当日は、まずカウンセリングで希望する仕上がりや注入量を確認します。その後、メイクを落として顔を消毒し、必要に応じて麻酔を行います。実際の注入時間は10~20分程度で、施術全体でも30分~1時間ほどで終わることが多いです。

施術後は、注入部位を冷やして腫れを抑えることがあります。そのまま帰宅できるため、仕事や予定の合間に受けることも可能です。ただし、激しい運動や長時間の入浴は控えるように指示されることが一般的です。








顎へのヒアルロン酸注射の副作用と対処法

ヒアルロン酸注射は安全性の高い施術ですが、まれに副作用やトラブルが起こることもあります。事前にどのようなリスクがあるのかを知っておくことで、万が一の際にも適切に対応できます。

よくある副作用

顎へのヒアルロン酸注射後によく見られる副作用としては、注入部位の腫れ、赤み、内出血があります。これらは施術による一時的な反応であり、通常は数日から1週間程度で自然に落ち着いていきます。

また、注入直後は硬さやゴツゴツとした感触を感じることがありますが、時間が経つにつれて馴染んでいきます。痛みについても、施術後数日は鈍痛を感じることがありますが、我慢できないほどの痛みではないことがほとんどです。

重大な合併症

まれではありますが、血管にヒアルロン酸が入り込んでしまい、血流が妨げられることで皮膚が壊死したり、視力障害が起こったりする重大な合併症が報告されています。これは非常に稀なケースですが、注意が必要です。

施術後に激しい痛み、皮膚の色が白くなる、黒く変色する、視力の低下といった症状が現れた場合は、すぐにクリニックに連絡して診察を受けることが大切です。異常を感じたら放置せず、早めに医師に相談することで、重篤な状態を避けることができます。

トラブル時の治療と予防

もし不自然な仕上がりになってしまった場合や、合併症が起こった場合には、ヒアルロン酸を溶かす薬剤であるヒアルロニダーゼを注射することで、注入したヒアルロン酸を分解することができます。これにより、元の状態に近づけることが可能です。

トラブルを予防するためには、経験豊富な医師がいるクリニックを選ぶことが何よりも重要です。また、施術前のカウンセリングでしっかりと希望を伝え、施術後のアフターケアについても確認しておくことが大切です。










顎へのヒアルロン酸注射と他の施術の比較

顎の形を整える方法には、ヒアルロン酸注射以外の選択肢もあります。それぞれの特徴や費用を比較して、自分に合った方法を選ぶことが大切です。また、クリニック選びのポイントについても解説します。

プロテーゼや脂肪注入との比較

プロテーゼ手術は、シリコンなどの人工物を顎の骨に埋め込む方法で、効果は半永久的に続きます。しかし、手術が必要で麻酔やダウンタイムも長く、費用も3050万円程度と高額になります。一方、ヒアルロン酸注射は手術不要で費用も抑えられますが、効果は一時的です。

脂肪注入は、自分の体から採取した脂肪を顎に注入する方法で、自然な仕上がりが期待できますが、定着率が不安定で、何度か繰り返し施術が必要になることもあります。ヒアルロン酸は効果が確実で調整しやすいため、初めての方には最適な選択といえます。

費用相場と持続期間の目安

顎へのヒアルロン酸注射の費用相場は、使用する製剤や注入量によって異なりますが、一般的には5~15万円程度が目安です。使用する製剤のブランドや硬さ、クリニックの立地や医師の経験によっても価格は変わります。

持続期間は、使用する製剤によって異なりますが、硬めのヒアルロン酸であれば1~2年程度効果が続くことが多いです。柔らかい製剤だと半年〜1年程度で吸収されてしまうこともあります。定期的にメンテナンスを受けることで、理想の顎の形をキープすることができます。

医師とクリニックを選ぶポイント

顎へのヒアルロン酸注射で失敗しないためには、経験豊富な医師がいるクリニックを選ぶことが最も重要です。顎は顔の印象を大きく左右する部位であり、注入技術によって仕上がりが大きく変わります。

クリニックを選ぶ際には、症例写真や口コミを確認し、カウンセリングで医師とのコミュニケーションがしっかり取れるかどうかを確認しましょう。また、アフターケアの体制が整っているか、万が一のトラブル時に迅速に対応してくれるかも重要なポイントです。

カウンセリングで確認すべき項目

カウンセリングでは、使用する製剤の種類や注入量、費用、持続期間、ダウンタイム、リスクについてしっかりと説明を受けましょう。また、自分の希望する仕上がりを具体的に伝え、医師の提案と照らし合わせることが大切です。

施術後のアフターケアやトラブル時の対応についても確認しておくと安心です。質問に丁寧に答えてくれる医師や、不安を取り除いてくれるクリニックを選ぶことで、満足のいく結果につながります。








まとめ

顎へのヒアルロン酸注射は、手術をせずに顎の形や輪郭を整えることができる、安全性が高く効果的な美容医療の施術です。Eラインを整えたり、小顔効果を得たり、横顔の印象を改善したりと、さまざまなメリットがあります。ただし、注入量や注入部位の選び方、医師の技術によって仕上がりが大きく変わるため、クリニック選びが非常に重要です。

費用相場は5〜15万円程度で、持続期間は1年〜2年が目安です。施術後の腫れや内出血などの副作用は軽度で済むことが多いですが、万が一のトラブルに備えて、アフターケアがしっかりしているクリニックを選びましょう。カウンセリングで不安な点をすべて解消し、自分に合った方法を選ぶことで、理想の顎ラインを手に入れることができるでしょう。

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この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科
この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科