ハイフでやけど?知らなかったでは済まされない美容医療のリスクと対策|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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美容トピックス TOPICS

ハイフでやけど?知らなかったでは済まされない美容医療のリスクと対策

 

最近、「ハイフでやけどした」というニュースを目にした方も多いのではないでしょうか。
「ハイフって美容にいいって聞いていたけど、危ないの?」「そもそも何をするの?」と、不安に感じた方もいるはずです。

 

ハイフ(HIFU)は、メスを使わずにリフトアップを叶える美容施術として注目されています。
しかし、仕組みや注意点を知らないまま施術を受けると、やけどや神経へのダメージといった重大なトラブルにつながることもあります。

 

特に問題視されているのが、医療資格を持たないエステサロンなどでの施術です。
本来ハイフは、医療用の高出力超音波を肌の深部にピンポイントで照射する治療法。だからこそ、医師の管理下で安全に行う必要があります。

この記事では、

  • ハイフってどんな仕組みなの?
  • なぜやけどが起きることがあるの?
  • 安心して受けるには何に気をつければいい?

といった基本的な疑問に、わかりやすく、専門的な視点からお答えします。

 

正しく知ることで、不安を安心に変え、納得して美容医療を選ぶ力が身につきます。
まずは、あなたの肌を守る“正しい知識”から始めてみませんか?

 

1.ハイフとは?

ハイフ(HIFU=High Intensity Focused Ultrasound)は、高密度の超音波を肌の深部に集中的に照射することで、コラーゲン生成や肌の引き締めを促す美容施術です。
リフトアップやたるみ改善が期待でき、「切らないフェイスリフト」として人気が高まっています。医療機関では、医療用ハイフ機器(例:ウルトラセルQ+など)を使用し、適切な層にピンポイントで熱を加えます。


 

2.ハイフ施術後に起こる「やけど症状」とは?

ハイフは、「SMAS層(筋膜)」という肌の深部に超音波を照射する技術です。
しかし、出力設定が強すぎる・皮膚が薄い部位・診察なしの照射などが重なると、真皮や表皮に熱が伝わりやけどを起こすことがあります。

特に非医療機関での施術では、医師の診断なしに出力が決められることが多く、リスクが高まります【1】【2】。

 

 

3. ハイフによる肌トラブルを防ぐためにできること 

安すぎる施術や非医療機関でのハイフに注意

無資格の施設では、診断も適正な出力調整もされないまま施術が行われ、やけどや神経損傷につながる事故が報告されています。
厚労省や消費者庁も、医療資格のない者による施術に注意喚起を行っています【1】【2】。

※医療従事者以外の施術は禁止です。信頼できる場所を選びましょう。

 

 

4. まとめ|正しい知識で「美」と「安全」を両立するために

 

ハイフは、切らずにリフトアップできる便利な施術です。
ですが、高出力の熱エネルギーを扱う以上、やけどや神経へのダメージというリスクがついて回ります。

 

肌を守る最大の対策は、「知識を持って、信頼できる医療機関で受けること」です。

  • 無資格施設を避け、医師常駐の施設を選ぶ
  • リスクや副作用をきちんと説明するカウンセリングを受ける

 

なんとなく不安”を“自分で選べる安心”に変えることが、後悔しない美容医療の第一歩です。

肌の将来を守るために、「知ってから選ぶ」姿勢を大切にしましょう。

 

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📚参考文献

  1. 消費者安全調査委員会(2023)
     「エステサロン等におけるHIFU施術による事故に関する報告書」
     https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/csic/report/2023/
  2. 厚生労働省 医政局(2022)
     「医師免許を有しない者によるHIFU施術に係る対応について」
     https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000895497.pdf

 

この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科
この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科