発作を気にせず自分らしく美しく|てんかんがあっても安心できる医療脱毛の始め方|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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発作を気にせず自分らしく美しく|てんかんがあっても安心できる医療脱毛の始め方

「癲癇(てんかん)があるけれど、医療脱毛を受けても大丈夫?」
「てんかんって伝えたら断られるかも…」
そんな不安を抱えながら、このページにたどり着いたあなたへ。

結論から言うと、てんかんを持っている方でも、状態が安定していれば医療脱毛を受けることは可能です

日本てんかん学会も2020年に公式声明を出し、こう明言しています。

「美容脱毛によって発作が誘発されるケースは一般的ではなく、ほとんどのてんかんの方は美容脱毛を受けることに問題はないと考えます」

 

つまり、てんかんの診断があること自体で脱毛を拒否されるのは本来不当であり、発作のコントロール状況や医師の判断をもとに、安全に施術できる環境を整えることが重要なのです。

この記事では、
✅ 癲癇と医療脱毛のリスクと安全性
✅ 実際に施術を受けた人の条件
✅ 主治医やクリニックに伝えるべき情報
✅ 光過敏性癲癇への対応策
などを、信頼できる医療機関や日本てんかん学会の情報に基づいて、わかりやすい言葉で丁寧に解説します。

少しでも「やってみたい」「でも不安」という気持ちがある方は、ぜひこのままお読みください。
不安を取り除くヒントと、前向きに一歩を踏み出すための情報をお届けします。






1. 癲癇(てんかん)の人でも医療脱毛はできるのか?

癲癇があると、医療行為に制限があると思われがちですが、状態が安定していれば医療脱毛を受けられるケースもあります。この章では、その可否や条件について説明します。

 

1-1 診断名があるだけで断られるわけではない

癲癇と診断された方でも、発作が長期間起きていない場合や、主治医の許可がある場合は問題なく医療脱毛が受けられることがあります。実際に、多くの大手美容クリニックでは「過去1〜2年に発作がない方」を受け入れており、診断名だけで機械的に断ることは基本的にありません。

まずは、主治医に医療脱毛を行ってもよいか確認しましょう。

 

1-2 光刺激が引き金になるタイプは注意が必要

癲癇の中には「光過敏性癲癇」と呼ばれる珍しいタイプがあり、強い光の刺激によって発作を起こす可能性があります。医療脱毛に使用されるレーザーやIPL(光脱毛)の機器がこのトリガーになるリスクがあるため、このタイプの方は特に注意が必要です。

具体的には、過去にテレビゲームやストロボなどで発作を起こした経験がある方は、事前に必ず主治医と相談し、使用機器の種類を確認しましょう。

 

1-3 医療脱毛の安全性は高いが事前申告は必須

医療脱毛は医師のもとで行うため、万が一のトラブルにもすぐに対応できる点で安全性が高い施術です。しかし、癲癇の既往歴を正直に伝えずに施術を受けると、体調悪化時の対応が遅れるリスクがあります。

問診票やカウンセリング時には、「癲癇の既往歴あり」「薬を服用中」「〇年発作なし」など、できるだけ詳しく記載しましょう。それにより、クリニック側も適切な判断がしやすくなります。

 




2. 癲癇(てんかん)とレーザー機器の相性に問題はある?

癲癇のある方が医療脱毛を受ける際にもっとも懸念されるのが、レーザーや光の刺激が発作の引き金にならないかという点です。ここでは、レーザー機器の特性と癲癇との相性についてわかりやすく解説します。

 

2-1 強い光刺激で発作が誘発されることはある?

癲癇のうち「光過敏性癲癇(フォトセンシティブてんかん)」というタイプでは、テレビの点滅、カメラのフラッシュ、ゲーム画面などが発作を誘発する場合があります。医療脱毛に使われる機器も光や熱を用いるため、完全に無関係とは言い切れません。

ただし、光刺激による発作を過去に起こしたことがない方や、長期間発作のない方に対しては、医師の判断で問題ないとされるケースが一般的です。

 


2-2 使用する脱毛機器の種類にも注意が必要

医療脱毛で使用される主な機器には、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザー、IPL(光脱毛)などがあります。中でも、IPL方式は光刺激がやや強いため、光過敏体質の方には慎重な判断が必要です。

もし不安がある場合は、使用予定の機器の名称と方式、パルス幅や出力の調整が可能か、施術中の遮光対策があるかなどを事前に確認しましょう。

 


2-3 クリニック選びで気をつけるべきポイント

癲癇がある方の施術には、スタッフの医学的理解や万が一の対応体制があるかどうかが重要です。以下のようなポイントをチェックしましょう:

  • 医師または看護師が常駐しているか
  • 急変時対応のマニュアルが整っているか
  • 癲癇の既往歴に関する問診が丁寧か
  • 主治医からの情報提供書を受け付けているか

セルフ脱毛サロンや無資格の施術者による施設では、こうした緊急対応が難しいため、癲癇のある方は医療機関での施術を強くおすすめします。

 




3. 癲癇(てんかん)を持つ人が医療脱毛を受ける前にやるべきこと

癲癇があっても医療脱毛を受けられるケースはありますが、安全に施術を受けるためには事前の準備と確認がとても大切です。この章では、脱毛前に必ずチェックすべき3つのポイントをご紹介します。

 

3-1 主治医への相談と許可をもらう

最も大切なのは、必ず主治医に相談して「医療脱毛を受けても問題ないか」を確認することです。現在の病状、服薬状況、発作の有無、光刺激への感受性などをもとに、専門的な判断が下されます。

発作のコントロールが安定している人には「問題なし」とされることが多いですが、光刺激に対して過敏だった人や最近発作があった人は、施術の延期や回避を勧められることもあります。

診療情報提供書(紹介状)を主治医からもらっておくと、脱毛クリニック側でも判断がしやすくなります。

 



3-2 カウンセリング時に正直に申告する

脱毛クリニックでのカウンセリングでは、癲癇の診断歴、発作の有無、服薬中の薬名、発作が最後に起きた時期などを正直に伝えることが重要です。

正直に伝えることで、医師や看護師が以下のような対応をしてくれます:

  • 出力の調整
  • 機器の変更
  • 施術中の見守り強化
  • 麻酔や冷却の工夫

嘘の申告をすると、万が一発作が起きた際に対応が遅れ、危険を伴うことがあります。

 



3-3 スケジュール管理と体調チェック

癲癇のある方は、施術当日の体調が万全であることが前提です。前日の睡眠不足や極度の緊張、疲労は発作の引き金になります。

予約日前後は、以下を意識しましょう:

  • 睡眠を十分にとる
  • ストレスを減らす
  • 水分をしっかり摂る
  • 当日は軽食を済ませて来院する

体調に不安がある場合は、無理をせず日程を変更しましょう。ほとんどの医療機関では、事情を説明すれば柔軟に対応してくれます。






4. 癲癇(てんかん)の人が医療脱毛を受けるときのQ&A

癲癇がある方からよく寄せられる不安や疑問を、Q&A形式でわかりやすくまとめました。ひとつひとつの疑問をクリアにすることで、安心して施術に臨めます。

 

発作が1年以上起きていなければ脱毛しても大丈夫?

多くの医療脱毛クリニックでは「直近1〜2年に発作がないこと」「主治医の許可があること」を条件に施術を受け付けています。

たとえば、クリニックによっては「過去2年以内に発作がある方はお断り」と明記されていますが、無発作期間が長ければ施術可能な場合がほとんどです。事前にクリニックに確認を取りましょう。

 



服用中の薬があるけど脱毛には影響する?

抗癲癇薬の中には、光線過敏や皮膚の反応を強める可能性がある薬もあります。たとえば、ラモトリギン(ラミクタール)やカルバマゼピンなどは発疹やかゆみなどが出やすいことがあります。

カウンセリングでは、服薬中の薬名を必ず伝えてください。必要に応じて、出力を弱めたり、パッチテストを行うなどの対応がとられます。

 



医療脱毛中に発作が起きたらどうなるの?

医療脱毛クリニックには、医師や看護師が常駐しているため、万が一発作が起きた場合にも迅速な対応が可能です。施術はすぐに中止され、安静スペースで休むなど、安全が確保されます。

その場合は、施術が延期または中止になる場合もあります。

一方で、セルフ脱毛サロンや無資格の施設では、緊急対応ができないことがあります。癲癇のある方は、必ず医療機関での脱毛を選ぶようにしましょう。

 




まとめ

癲癇(てんかん)がある方でも、医療脱毛は条件を満たせば受けられる可能性があります。重要なのは、体調が安定しているか、発作の既往がどのくらい前なのか、そして主治医の許可があるかという点です。

また、脱毛機器の種類や施術方法によってはリスクを避けられることもあるため、クリニック側としっかり情報を共有しておくことが安心につながります。

まとめとして、癲癇をお持ちの方が医療脱毛を検討する際のポイントは以下のとおりです:

  • 必ず主治医に相談して許可をもらう(診断書をもらう)
  • 無発作期間が1〜2年以上あるか確認する
  • カウンセリングで正直に病歴を申告する
  • 医療機関での施術を選び、緊急対応体制があるか確認する

「癲癇(てんかん)だから無理」とあきらめる前に、「どうすれば安全に脱毛を受けられるか」を考えることが大切です。あなたの一歩が、より快適で前向きな未来へのスタートになります。

 





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参考文献

 

この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞
この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞