糸リフトの持続期間と効果を徹底解説|長持ちさせるコツとメンテナンス方法|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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糸リフトの持続期間と効果を徹底解説|長持ちさせるコツとメンテナンス方法

糸リフトを検討している方の多くが気になるのが、効果がどれくらい続くのかという持続期間の問題です。せっかく施術を受けるなら、できるだけ長く効果を実感したいと思うのは当然です。糸を使って顔のたるみやほうれい線を改善する糸リフトは、最近人気が高まっている美容施術の一つです。

糸リフトの持続期間は、使用する糸の種類や個人の肌質、年齢、生活習慣などによって大きく変わります。一般的には半年~3年程度とされていますが、適切なアフターケアやメンテナンスを行うことで、効果をより長持ちさせることが可能です。この記事では、糸リフトの効果や持続期間について詳しく解説し、長持ちさせるためのコツやメンテナンス方法まで、あなたが知りたい情報を分かりやすくお伝えします。



糸リフトの効果と仕組み

糸リフトは、顔の皮膚の下に特殊な糸を挿入して、物理的にたるんだ組織を引き上げる美容施術です。

糸リフトの効果は大きく分けて2つあります。まず、糸で皮膚や皮下組織を直接引き上げることによる即効性のあるリフトアップ効果です。小顔効果やほうれい線の改善も実感できます。

もう一つは、糸が体内に入ることで刺激されたコラーゲン生成による美肌効果です。糸の周りにコラーゲンが新しく作られることで、肌にハリや弾力が生まれ、自然で持続的な若返り効果が期待できるのです。

この2つの効果が組み合わさることで、見た目年齢を5~10歳程度若く見せることができるとされています。特にメスを使わず手軽にリフトアップできるため、多くの方に支持されています。

糸の種類による持続期間の違い

糸リフトの持続期間を左右する最も重要な要素が、使用する糸の種類です。

吸収糸(溶ける糸)には、PDO(ポリジオキサノン)、PLA(ポリ乳酸)、PCL(ポリカプロラクトン)、PLACL(ポリ乳酸カプロラクトン)などがあります。PDOは最も一般的で、持続期間は約6ヶ月〜1年程度です。価格が比較的手頃で初回の方におすすめですが、効果の持続は短めです。

PLAはPDOよりも長持ちし、約1年程度効果が続きます。PCLはさらに長く、1年半〜2年半程度の持続が期待できる糸です。PLACLは最も持続期間が長く、2〜3年程度効果を維持できるとされています。

一方、非吸収糸(溶けない糸)は糸自体が体内に永続的に残るため、物理的なリフト効果は長く続きます。しかし、時間とともに皮膚が伸びたり、糸が透けて見えたり、違和感や引きつり感が生じるリスクがあるため、現在ではあまり推奨されていません。

持続期間に影響する要因

糸リフトの持続期間には個人差があり、様々な要因が影響します。

年齢は重要な要因の一つで、若い方ほど新陳代謝が活発なため糸の吸収が早く、効果の持続期間は短くなる傾向があります。一方で、コラーゲン生成能力も高いため、美肌効果はより実感しやすいという特徴もあります。50代以降の方では、糸の吸収はゆっくりですが、コラーゲン生成能力が低下しているため、効果の現れ方が異なります。

肌質や皮膚の厚さも持続期間に大きく影響します。皮膚が薄い方は糸の効果を感じやすい反面、効果が薄れるのも早い傾向があります。また、たるみの程度が軽い方ほど効果が長持ちしやすいという特徴もあります。

挿入した糸の本数や配置も重要です。適切な本数と位置に糸を入れることで、効果を最大化し、持続期間を延ばすことができます。経験豊富な医師による施術を受けることが、満足のいく結果を得るためには欠かせません。







効果を長持ちさせるアフターケア方法

糸リフトの効果を長持ちさせるためには、施術後のアフターケアが非常に重要です。

まず、施術後1週間から10日程度は、激しい運動や長時間の入浴、サウナなどは避けてください。これらの行為は血行を促進し、糸の吸収を早めてしまう可能性があります。洗顔や化粧は翌日から可能ですが、糸が入っている部分を強くこすったり、マッサージしたりするのは控えましょう。

十分な保湿ケアも欠かせません。乾燥した肌はたるみやすく、糸リフトの効果も薄れやすくなります。高保湿の化粧水や美容液、クリームを使用して、肌の潤いを保ちましょう。特に、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどの保湿成分が配合された製品がおすすめです。

紫外線対策も重要なポイントです。紫外線は肌のコラーゲンを破壊し、たるみの原因となります。日焼け止めを毎日使用し、帽子や日傘なども活用して肌を守ることが大切です。

過度な表情筋の運動も控えましょう。大きく口を開けて笑ったり、頬を膨らませたりする動作は、糸に負担をかける可能性があります。また、うつぶせで寝る習慣がある方は、仰向けで寝るよう心がけてください。






生活習慣が糸リフトの持続期間に与える影響

日常の生活習慣は、糸リフトの効果の持続に大きな影響を与えます。

喫煙は美容にとって大敵です。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、肌への栄養供給を妨げます。また、活性酸素を増やしてコラーゲンの分解を促進するため、糸リフトの効果が短くなります。禁煙することで、効果の持続期間を延ばすことができます。

過度な飲酒も避けたい習慣の一つです。アルコールは体内の水分を奪い、肌の乾燥を招きます。また、肝機能に負担をかけることで、肌の新陳代謝にも悪影響を与えます。適量を心がけ、お酒を飲んだ後は十分な水分補給を行いましょう。

睡眠不足も糸リフトの効果に悪影響を与えます。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の修復やコラーゲンの生成に欠かせません。質の良い睡眠を7時間以上取ることで、糸リフトの効果をより長く維持できます

バランスの良い食事も重要です。ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な栄養素なので、柑橘類や野菜を積極的に摂取しましょう。また、タンパク質も肌の材料となるため、魚や肉、大豆製品なども適切に取り入れてください。






再施術のタイミングとメンテナンス計画

糸リフトの効果を継続的に維持するためには、適切なタイミングでの再施術やメンテナンスが必要です。

再施術のタイミングは、使用した糸の種類や個人差によって異なりますが、一般的には効果が70%程度になった時点がベストとされています。PDOの場合は6ヶ月~1年、PLAの場合は1年~1年半、PLACLの場合は1年半~2年程度が目安となります。

効果が完全になくなる前に再施術を行うと、より自然で持続的な効果が得られます。また、初回施術よりも少ない本数での再施術で済む場合が多く、料金面でもメリットがあります。

メンテナンス計画を立てる際は、医師と相談しながら長期的な視点で考えることが大切です。年齢や肌の状態の変化に合わせて、糸の種類や本数、施術の間隔を調整していく必要があります。

他の美容施術との併用も効果的なメンテナンス方法です。ヒアルロン酸注射やHIFU(高密度焦点式超音波)、レーザー治療などと組み合わせることで、より包括的なアンチエイジング効果を得ることができます。これらの施術を適切に組み合わせることで、糸リフト単独では難しい持続的な若返り効果を実現できます。





まとめ

糸リフトの持続期間は糸の種類や個人の体質、生活習慣によって半年~3年程度と幅があります。
PDOやPLAなどの吸収糸を使用した場合、適切なアフターケアと生活習慣の改善により効果を長持ちさせることが可能です。
禁煙・禁酒、十分な保湿、紫外線対策、質の良い睡眠などを心がけることで、糸リフトの効果を最大限に活用できます。
糸リフトを検討されている方は、まず信頼できる医師に相談し、自分に最適な施術プランとメンテナンス方法を見つけることから始めてみてください。

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この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科
この記事を監修したドクター

川嶋 俊幸

Toshiyuki Kawashima

資格・所属学会

  • 臨床医学博士
  • 日本脳神経外科学会 専門医
  • 日本癌学会
  • 日本てんかん学会
  • 日本定位・機能神経外科学会
  • 日本脳腫瘍学会
  • 日本認知症学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 機能的定位脳手術技術認定医
  • American association for cancer research (US)
  • The Society for Neuro Oncology (US)

略歴

平成18年 4月
大阪市立大学医学部医学科 入学
平成24年 3月
大阪市立大学医学部医学科 卒業
平成24年 4月
市立島田市民病院臨床研修医
平成26年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科前期臨床研究医
平成27年 4月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 入学
守口生野記念病院脳神経外科医師
平成30年 4月
大阪市立総合医療センター脳神経外科シニアレジデント
平成31年 3月
大阪市立大学大学院医学研究科博士課程 卒業
平成31年 4月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科後期臨床研究医
令和2年10月
大阪市立大学医学部附属病院脳神経外科病院講師
令和4年 4月
大阪市立総合医療センター脳血管内治療科医長
令和5年 4月
大阪公立大学医学部附属病院脳神経外科