【アトピー肌で脱毛を断られた方へ】医療脱毛はできるかや受けられないケースとは|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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【アトピー肌で脱毛を断られた方へ】医療脱毛はできるかや受けられないケースとは

アトピー肌は敏感で炎症を起こしやすいため、施術を断られるケースが少なくありません。

しかし、医療脱毛なら、基本的にアトピー肌の人でも脱毛を受けられます。医療脱毛は医療者の下で行われるため、アトピー肌の状態に合わせた適切な施術が可能です。

この記事では、アトピー肌の人が脱毛を断られる理由や、アトピー肌も脱毛可能な医療脱毛の特徴を詳しく解説します。

また、アトピー肌で医療脱毛できないケースも詳しく紹介するので、安全に脱毛したい方はぜひ参考にしてください。







<アトピー肌が脱毛を断られた理由>



アトピー肌の方が脱毛を断られるのは、アトピーの症状悪化により、脱毛で炎症や火傷の肌トラブルが起こるリスクがあるからです。

アトピーによって炎症している部位にはレーザーを照射できません。

そのため、アトピーの症状が落ち着いた状態で脱毛を検討することが大切です。

特に美容サロンでは、万が一アトピーが悪化したときの対処が難しいため、アトピー肌の方への施術を控えている場合もあります。






< アトピー肌でも施術可能な医療脱毛の3つの特徴>




アトピー肌は医療脱毛なら基本的に脱毛可能です。



- ①肌表面に刺激を与えにくい-

医療レーザーは、肌表面に過度な刺激を与える施術ではありません。

レーザーの熱は毛根にあるメラニン色素に反応するため、肌表面への影響は少ないからです。

そのため、アトピー肌の方でも、基本的に医療レーザー脱毛を受けられます。

ただし、アトピーによる炎症やかゆみなどの症状が出ている箇所に医療レーザーを照射すると、肌トラブルを引き起こす可能性があります。そのため、炎症やかゆみのある箇所は避けて照射することが必要です。



- ②医療者による施術を受けられる-

医療脱毛は医療機関で行われるため、医師や看護師による適切な施術やアフターケアが受けられます。

医療脱毛をする際は、まず医師によるカウンセリングを受けます。医師にアトピー肌の症状や薬の使用状況などを確認してもらうことで、肌状態に合わせた脱毛ができるのです。

仮に脱毛後にトラブルが起きたとしても、すぐに医師の診察を受けられます。

また、医療脱毛で使われる脱毛機は、医療用に認可されたものです。安全性と有効性が確認されており、アトピー肌にも対応可能です。

-③少ない回数で脱毛完了できる-

医療脱毛は、美容脱毛と比べて少ない回数で自己処理がほとんど要らない状態になります。

医療脱毛は、美容脱毛で使用される脱毛機よりも高出力のレーザーを使用しています。

高出力の脱毛機を使うと1回の施術で効果的に毛根を破壊でき、長期的な脱毛効果が期待できるのです。そのため、医療脱毛は少ない施術回数で完了します。

美容脱毛の場合、自己処理が必要なくなる状態を目指すまでに、通常12〜18回程度の施術が必要とされています。

一方、医療脱毛では8〜10回程度の施術で同様の効果が得られます。










< アトピー肌で医療脱毛ができないケース>



医療脱毛はアトピー肌にも対応可能ですが、場合によっては、医療脱毛ができないことがあります。ここでは、医療脱毛ができないケースを解説します。

・肌に炎症がある
・ステロイド剤を使用している

-肌に炎症がある-

医療脱毛では、アトピーによって炎症している部位にはレーザーを照射できません。

炎症やかゆみなどが出ている部分に医療レーザーを照射すると、火傷を引き起こしたり、症状がさらに悪化したりする可能性があるからです。

炎症が広範囲に及ぶと、医療脱毛の施術自体を延期しなければならない場合もあります。

そのため、医療脱毛を受ける前にはカウンセリングを受けて、安全に施術ができるかどうかの判断を仰ぎましょう。



-ステロイド剤を使用している-

ステロイド剤の使用中に医療脱毛を受けると、火傷や色素沈着のリスクがあります。

ステロイド剤は光を吸収しやすい特性があるため、医療レーザーの熱によるやけどや色素沈着を引き起こすリスクが高くなるからです。

また、ステロイド剤を多量に使用すると、免疫力の低下を招くことがあります。感染症や化膿を起こすリスクがあるため注意が必要です[1]。

ステロイド剤には、外用薬と内服薬の2種類がありますが、どちらを使用している場合も、脱毛におけるリスクは同じです。

ステロイド剤を使用中の方が脱毛を受けられるかどうかは、使用しているステロイド剤の種類、使用量などによって異なるため、必ず事前に医師に相談することが大切です。







Q:アトピーの医療脱毛は保険適用になりますか?



アトピーの医療脱毛は、基本的に健康保険の適用外です。そのため、脱毛にかかる費用は自費になります。

ただし、医師が治療目的と判断した場合は、保険適用になる可能性があります。アトピー肌の方が医療脱毛を検討する際はまずは医師に相談し、肌の状態について説明を受けましょう。





Q:アトピーの傷跡は脱毛できますか?



医療脱毛では古いアトピー跡やひっかき傷がある部分を避けてレーザーを照射する必要があります。

古いアトピー跡はメラニン色素が多く、レーザーへの過剰反応から火傷を起こす恐れが高いのです。[2]
脱毛時には古いアトピー跡やひっかき傷の位置を確認し、適切な部分に照射する必要があります。

脱毛時には古いアトピー跡やひっかき傷の位置を確認し、適切な部分に照射することが大切です。






< まとめ>



アトピー肌でお悩みの方でも、医療脱毛なら基本的に脱毛が可能です。医療機関で脱毛できるため、医療者による判断の下、状態に合わせた適切な処置を受けられます。


当院の価格に関してはこちらからご確認ください。

M&B美容皮フ科クリニックでは、アトピーでお悩みの方でも脱毛を受けていただけるように対応しております。

ご予約はお電話またはLINEのどちらでも承っております。脱毛のお悩みも相談可能なので、アトピー肌の脱毛に不安を感じている方は、まずは気軽にLINE公式アカウントに友だち登録してみてください。








参考文献

[1]ステロイド薬と感染症|日本内科学会雑誌第108巻第11号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/108/11/108_2268/_pdf#:~:text=%E6%8E%9B%E5%B1%8B%20%E5%BC%98-,%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%AF%EF%BC%8C%E6%84%9F%E6%9F%93%E5%85%8D%E7%96%AB%E3%82%92%E6%8B%85%E5%BD%93%E3%81%99%E3%82%8B%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%90%83%E3%81%AE%E8%A1%80%E8%A1%8C,%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A7%E3%81%82%20%E3%82%8B%EF%BC%8E
[2]なくならない脱毛施術による危害 |独立行政法人 国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20170511_1.pdf

この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞
この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞