恐怖の“オゼンピック顔”はマンジャロでも起こる?|M&B美容皮フ科クリニック|東大阪市の美容皮膚科

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恐怖の“オゼンピック顔”はマンジャロでも起こる?

恐怖の“オゼンピック顔”はマンジャロでも起こる?

「マンジャロで痩せたいけれど、SNSで見かける『オゼンピック顔』という言葉が気になる…」。そんな不安を抱えていませんか。体重が減っても、顔が老けて見えてしまっては意味がありません。この記事では、その「オゼンピック顔」の正体と、なぜ起きるのか、そしてマンジャロを使う場合にも注意が必要なのかを分かりやすく解説します。

1. 話題の「オゼンピック顔」とは?マンジャロでも起こりうる?

1-1. 痩せたのに老けて見える「オゼンピック顔」の正体

「オゼンピック顔」とは、急激なダイエットによって顔の脂肪が落ち、シワっぽく疲れて見えたり、実年齢より老けて見えたりする状態を指す言葉です。これは医学的な病名ではなく、あくまで見た目の変化を表す俗称です。

顔には若々しい印象を与えてくれる「脂肪」があり、肌のハリを内側から支えています。しかし、急激に体重が落ちると、この大切な顔の脂肪まで一気になくなってしまい、肌のハリが失われたように見えてしまうのです。

例えば、空気がパンパンに入った風船は表面がツルツルですが、急に空気を抜くとしぼんでシワが寄ってしまいますよね。顔の皮膚と脂肪の関係もこれと似ており、脂肪という中身が急になくなることで皮膚が余り、シワやたるみとして現れます。つまり「オゼンピック顔」は、薬そのものの副作用というより「急激な体重減少」が引き起こす現象なのです。

1-2. なぜ起こる?顔がこける原因は「顔の脂肪」の急激な減少

顔がこけてしまう直接的な原因は、皮膚をクッションのように内側から支えている「顔の脂肪」が、短期間で急になくなってしまうからです。

私たちの顔の皮膚の下には脂肪が存在し、ふっくらとしたハリを保つ役割を担っています。しかし、体全体の脂肪が短期間で大幅に減ると、顔の脂肪も同じように減少します。特に顔の皮膚は他の部位より薄くて繊細なため、支えを失った影響がシワやたるみとして現れやすいのです。

ふかふかのソファをイメージすると分かりやすいかもしれません。中のクッションがしっかり詰まっていると、カバーの布はピンと張っています。もし、そのクッションの中身を急に半分に減らしてしまったら、カバーの布はゆるんでシワができてしまいます。これと同じことが、あなたの顔で起こる可能性があるため、体重を落とす「スピード」を意識することが非常に大切です。

1-3. マンジャロ使用者も要注意?特に気をつけるべき人の特徴

マンジャロでダイエットをする方も、この「オゼンピック顔」になる可能性は十分にあります。この現象は「オゼンピック」という特定の薬だけで起こるわけではなく、マンジャロのように、食欲を抑えて体重を大きく減らす効果が期待できる薬全般に当てはまるからです。

特に、次のような特徴がある方は、より注意深くダイエットを進める必要があります。

もともと顔の脂肪が少ない方
少し脂肪が減るだけでも、骨格が浮き出てごつごつした印象に見えやすくなります。
長期間、体重が多かった方
体重があった期間が長いと皮膚が伸びているため、急に痩せると皮膚が余ってたるみやすい傾向があります。
40代以降の方
年齢とともに肌のハリを保つコラーゲンが減少しがちです。そこに急激なダイエットが加わると、シワやたるみがより目立ちやすくなります。

マンジャロは優れた薬ですが、その効果だけに頼るのではなく、これからご紹介するような健康的な痩せ方を心がけることが、理想の見た目を手に入れるためのカギとなります。

監修者 M&B美容皮フ科クリニック

医師からのワンポイントアドバイス

「オゼンピック顔」という言葉に不安を感じるかもしれませんが、これは急激な体重減少が主な原因です。医師の管理のもとで適切なペースで治療を進めれば、リスクは最小限に抑えられますのでご安心ください。

2. 「老け顔」を防ぎ、キレイに痩せるための3つの対策

2-1. 対策1|急激な体重減少は避ける!適切な目標設定

最も大切な対策は、ズバリ「焦って痩せすぎない」ことです。急激な体重減少は、顔がこけてしまう最大の原因です。皮膚が体の変化についていく時間を与えてあげることで、たるみやシワのリスクを大きく減らせます。

理想的なペースは、1ヶ月に現在の体重の3%〜5%以内の減少を目指すことです。例えば、体重70kgの方なら、1ヶ月に約2.1kg〜3.5kgのペースが目安となります。これなら、肌への負担も少なく、体も無理なく慣れていくでしょう。

マンジャロを始めると、最初のうちは特に体重が減りやすいため、「もっと痩せたい」という気持ちになるかもしれません。しかし、そんな時こそ一度立ち止まり、医師と相談しながら、自分に合った無理のないペースでダイエット計画を立て直しましょう。

2-2. 対策2|肌のハリを保つ栄養素(たんぱく質・ビタミン)を意識する

食事の量を減らすダイエット中は、栄養が不足しがちです。特に、肌のハリや弾力を保つための栄養素が足りないと、肌の元気がなくなり、シワが目立ちやすくなります。食事の「量」だけでなく「質」にもこだわることが、キレイに痩せるための秘訣です。

具体的には、以下の栄養素を意識して食事に取り入れてみてください。

たんぱく質
肌のハリを支えるコラーゲンの材料です。肉、魚、卵、大豆製品(豆腐や納豆)などを毎食しっかり摂りましょう。
ビタミンC
たんぱく質がコラーゲンになるのを助ける働きがあります。パプリカ、ブロッコロリー、キウイフルーツなどに豊富です。
ビタミンA
肌の生まれ変わりをサポートします。にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれています。
水分
体内の水分が不足すると、肌も乾燥してシワが目立ちやすくなります。こまめに水を飲む習慣をつけましょう。

厳しい食事制限ではなく、これらの栄養素をバランス良く摂ることで、肌の健康を内側から守れます。

2-3. 対策3|保湿と紫外線対策で、肌のコンディションを整える

内側からのケアと合わせて、外側からのスキンケアも非常に重要です。特に「保湿」と「紫外線対策」は、ダイエット中の肌を守る両輪だと考えてください。

肌が乾燥していると、小さなシワ(ちりめんジワ)ができやすく、それが深くなる原因になります。セラミドやヒアルロン酸などが配合された化粧水やクリームで、毎日しっかりと肌にうるおいを与えましょう。

また、紫外線は肌のハリを保つコラーゲンを破壊してしまう最大の敵です。夏だけでなく一年中、日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。室内でも窓から紫外線は入ってくるため、外出しない日でも軽い日焼け止めを塗っておくと安心です。日々のスキンケアを丁寧に行うことが、数ヶ月後のあなたの肌を大きく変えます。

監修者 M&B美容皮フ科クリニック

医師からのワンポイントアドバイス

メディカルダイエットの成功の秘訣は、薬の効果だけに頼らないことです。ご紹介した栄養やスキンケアを少し意識するだけで、お肌の健康を保ちながら、より美しく痩せることができます。二人三脚で頑張りましょう。

3. マンジャロに関するQ&A

Q1. オゼンピックとマンジャロの違いは何ですか?

オゼンピックとマンジャロは、どちらも元々は2型糖尿病の治療薬として開発され、食欲を抑える働きがあるためダイエット目的で使われる、という点は同じです。しかし、体に働きかける仕組みに大きな違いがあります。

私たちの体には、食欲などに関わるホルモンを受け取る「スイッチ」のようなものがあります。オゼンピックが「GLP-1」という1つのスイッチに働きかけるのに対し、マンジャロは「GLP-1」と「GIP」という2つの異なるスイッチに同時に働きかけます。

この違いにより、マンジャロの方が食欲を抑えたり、血糖値をコントロールしたりする効果がより強力だとされています。そのため、オゼンピックで効果を感じにくかった方でも、マンジャロなら結果が出る可能性があるのです。

項目 マンジャロ オゼンピック
一般名 チルゼパチド セマグルチド
作用するホルモン GIPとGLP-1(2種類) GLP-1(1種類)
特徴 2つのスイッチに働きかけるため、より高い効果が期待される 1つのスイッチに働きかける

どちらの薬が自分に合っているかは、体質や健康状態によって異なりますので、必ず医師に相談して決めましょう。

Q2. 「オゼンピック顔」以外に、注意すべき副作用はありますか?

はい、どのような薬にも副作用の可能性はあり、マンジャロも例外ではありません。特に多く報告されているのは、胃や腸に関する症状です。

【主な副作用の例】

  • 吐き気、嘔吐
  • 下痢、便秘
  • 食欲の低下
  • 胃のむかつき、不快感

これらの症状は、治療を始めたばかりの時期や、薬の量を増やした時に出やすい傾向があります。多くの場合、体が薬に慣れてくるにつれて自然に軽くなっていきますが、症状が長引いたり、日常生活に支障が出たりするほど辛い場合は、すぐに処方してもらったクリニックに相談してください。

まれではありますが、重い副作用として急性膵炎などの報告もあります。自己判断で「これくらい大丈夫だろう」と我慢せず、少しでもおかしいと感じたら医師の指示を仰ぐことが大切です。

Q3. どのようなクリニックで処方してもらうのが安全ですか?

【信頼できるクリニック選びのチェックリスト】

  • □ 医師による丁寧な診察があるか
    あなたの健康状態や太ってしまった原因、生活習慣などをしっかり聞いたうえで、治療が適しているか判断してくれます。
  • □ 副作用やリスクの説明をきちんとしてくれるか
    良い点だけでなく、起こりうる副作用や注意点についても、あなたが納得できるまで丁寧に説明してくれます。
  • □ 定期的な診察やフォローアップがあるか
    薬を処方して終わりではなく、治療開始後も定期的に体調の変化や効果を確認し、サポートしてくれます。
  • □ 料金体系が明確で分かりやすいか
    診察代や薬代など、治療にかかる費用全体を事前にきちんと説明してくれます。

最近ではオンラインで手軽に処方を受けられるクリニックも増えていますが、あまりにも簡単な問診だけで薬が送られてくるような場合は注意が必要です。あなたの体を守るためにも、しっかりと向き合ってくれる医師のもとで治療を始めましょう。

監修者 M&B美容皮フ科クリニック

医師からのワンポイントアドバイス

マンジャロは効果が高い分、専門的な知識を持った医師の診断が不可欠です。ご自身の体を守るためにも、安さだけで選ばず、信頼できるクリニックにご相談ください。どんな小さな疑問でもお答えしますので、お気軽にご質問くださいね。

4. まとめ

今回は、マンジャロでのダイエットに関心がある方が抱きやすい「オゼンピック顔」の不安について、その原因から具体的な対策、よくある質問までを詳しく解説しました。

急激な体重減少は、顔が老けて見える「オゼンピック顔」を引き起こす可能性があります。しかし、これは薬の副作用ではなく、痩せるペースが早すぎることが主な原因です。マンジャロは正しく使えば、あなたのダイエットを力強くサポートしてくれる優れた選択肢となります。

大切なのは、薬の効果だけに頼りすぎないことです。

  1. 1ヶ月に体重の3〜5%以内を目安に、無理のないペースで痩せる
  2. たんぱく質やビタミンを意識した、質の良い食事を心がける
  3. 保湿と紫外線対策で、外側からも肌を丁寧にケアする

これらのポイントを実践することで、肌のハリを保ちながら、健康的に美しく理想の体型を目指せます。

あなたのダイエットのゴールは、ただ体重計の数字を減らすことではなく、新しい自分に自信を持って、毎日をより楽しく過ごすことのはずです。そのためには、信頼できる医師と相談し、安全な方法で治療を進めることが何よりも重要です。

監修者 M&B美容皮フ科クリニック

大阪 布施でお肌のご相談なら、私たちM&B美容皮膚科クリニックにお任せください。

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この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞
この記事を監修したドクター

岩田 亮一

Ryoichi Iwata,MD,PhD

資格・所属学会

  • 医学博士
  • 日本脳神経血管内治療学会 専門医・指導医
  • 日本がん治療認定医機構 認定医
  • 日本認知症学会
  • 日本脳神経外科学会 専門医・指導医
  • 日本脳卒中学会 専門医・指導医
  • 日本頭痛学会 認定医・指導医
  • 日本抗加齢医学会

略歴

平成18年 4月
関西医科大学附属滝井病院 研修医
平成20年 4月
岸和田市民病院脳神経外科 医員
平成22年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 病院助教
平成28年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 助教
令和元年 9月
関西医科大学附属病院脳神経外科 講師
令和 2年 4月
関西医科大学附属病院脳神経外科 非常勤講師
令和 2年12月
いわた脳神経外科クリニック

授賞歴

平成27年 5月
第13回 櫻根啓子賞受賞
令和 2年 4月
第28回 佐々木千枝子賞
令和 2年
第26回 日本脳神経外科学会奨励賞受賞